■日経平均205円高、先物主導で一段高=東京株式市場・25日後場 25日後場の日経平均株価は前日比205円76銭高の9796円08銭と大幅 続伸。先物への大口買いが観測され、一段高となった。GLOBEX(シカゴ先物 取引システム)での米株価指数先物の急騰や、円の下落を背景に、280円高の9 871円を付ける場面もあったが、引けにかけて手じまい売りに伸び悩んだ。東証 1部の出来高は22億3078万株。売買代金は1兆5562億円。騰落銘柄数は 値上がり1452銘柄、値下がり181銘柄。 市場からは「目立った材料が出たというわけではなく、先物主導で上昇したとし かいえない。上昇幅は大きいものの、中期的にみれば9500円-1万円のレンジ 内で動いているにすぎず、景気回復の期待が後退していたところでFOMCの通過 が安心感を与えた格好。上値を試す材料としては、7月から発表される10年3月 期の第1四半期決算が注目される。業績の上方修正を期待するよりも、9月中間期 に対する進ちょく度合いなどをみていきたい」(大手証券)との声が聞かれた。 東証業種別株価指数では、全33業種中、32業種が上昇。ブラジルでの石油開 発を開始する国際帝石<1605.T>と双日<2768.T>が継続物色されるなど資源開発株や、 商社株が堅調。新日鉄<5401.T>、JFE<5411.T>など鉄鋼株や、住友鉱<5713.T>、 三井金<5706.T>など非鉄金属株も高い。三菱電<6503.T>、東芝<6502.T>などハイテ ク株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株も一段高。三菱UFJ<830 6.T>など銀行株や、大和証G<8601.T>など証券株も切り返した。 半面、大和総研がレーティングを「3」(中立)に引き下げた第一三共<4568.T> は停滞し、塩野義薬<4507.T>、中外薬<4519.T>など医薬品株の一角はさえない。個 別では、フジクラ<5803.T>、電通<4324.T>なども安い。 提供:モーニングスター社
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■日経平均151円高、先物主導で=東京株式市場・25日前場 25日前場の日経平均株価は前日比151円55銭高の9741円87銭と続伸。 先物にまとまった買いが観測され、指数を押し上げた。25日移動平均線(969 7円)を上回り、フシ目の9700円台を回復すると、上げ基調を強めた。環境関 連株が指数をけん引するなか、輸出関連株も円高一服で底堅い推移となった。東証 1部の出来高は10億1428万株。売買代金は6779億円。騰落銘柄数は値上 がり1365銘柄、値下がり240銘柄。 市場からは「25日移動平均線を意識した展開。大引けで25日線を維持できれ ば、調整一巡感も浮上してくるだろう。昨晩の米国株は長期金利の上昇が重しにな った面はあるが、ボーイング下落の影響が大きい。FOMC(米連邦公開市場委員 会)の声明も国債や証券買い入れ規模の据え置きが失望売りを招いたとする見方も あるが、財政赤字の増加懸念などを考えれば、現状維持が妥当。米5月耐久財受注 など経済指標も改善がみられ、環境は悪くなっていない」(明和証券 シニアマー ケットアナリスト・矢野正義氏)との声が聞かれた。 東証業種別株価指数では、全33業種中、29業種が上昇。欧米で太陽光発電の 組み立て工場を建設すると報じられた三菱電<6503.T>が急騰し、東芝<6502.T>、シ ャープ<6753.T>などハイテク株に買いが先行。ブラジル油田生産の開始で国際帝石 <1605.T>と双日<2768.T>が買われ、有機ELで韓国企業と提携する出光興産<5019. T>が物色されるなど石油関連株の一角もしっかり。アーネスト<8895.T>などマンシ ョン販売関連株も堅調。銅価格の上昇で、住友鉱<5713.T>、三菱マテリアル<5711. T>など非鉄金属株が物色され、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>など鉄鋼株も上げ 基調。ほか、GSユアサ<6674.T>、明電舎<6508.T>なども高い。 半面、ブリヂス<5108.T>、浜ゴム<5101.T>などタイヤ株が軟調。三住海上<8725. T>、東京海上<8766.T>など保険株の一角も下げがきつい。塩野義薬<4507.T>、第一 三共<4568.T>など医薬品株も軒並み下落した。 (株式ニュース)