■日経平均154円高、終値で1万円回復 =東京株式市場・12日後場 

 12日後場の日経平均株価は前日比154円49銭高の1万135円82銭と反
発。先物主導で一段高となり、終値ベースとしては08年10月7日以来、約8カ
月ぶりに1万円台を回復した。4月鉱工業生産確報値の上方修正を材料視したとの
見方もあった。株価指数先物・オプション6月物のSQ(特別清算指数)確定値は
1万147円65銭。東証1部の出来高は39億9746万株(うちSQ分は概算
で8億1100万株)。売買代金は2兆9561億円(同8918億円)。騰落銘
柄数は値上がり1034銘柄、値下がり547銘柄。

 市場からは「SQ通過をきっかけに後場から海外勢の買いが強まり、きょう下げ
るとみていた投資家が出遅れ株を中心に買い急いだ結果、物色の矛先が広がった。
個人の資金流入は増加傾向にあるものの、ネットを活用した投機家が多く、長期的
に保有する投資家が増えない限り、日経平均の安定性は期待できない。日経平均の
PER40倍前後は高めの水準で、11年3月期業績をみている印象。週明けから
は乱高下する可能性が高い」(準大手証券)との声が聞かれた。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、27業種が上昇。野村<8604.T>、マネ
ックスG<8698.T>など証券株が値上がり率トップ。エディオン<2730.T>との資本提
携が報じられたコジマ<7513.T>や、高島屋<8233.T>、7&iHD<3382.T>など小売
株も継続物色された。大成建<1801.T>、大林組<1802.T>などゼネコン株も高い。J
R東日本<9020.T>、京成<9009.T>など電鉄株や、NTT<9432.T>、NTTデータ<9
613.T>など情報・通信株も指数を押し上げた。

 半面、国際帝石<1605.T>、新日石<5001.T>、出光興産<5019.T>など石油関連株は
利益確定売りが優勢となり、オリンパス<7733.T>、シチズンHD<7762.T>など精密
機器株も下落した。日本紙<3893.T>、王子紙<3861.T>などパルプ・紙株も停滞した。


提供:モーニングスター社

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■日経平均1万円台維持、金融株が高い=東京株式市場・12日前場

 12日前場の日経平均株価は前日比94円95銭高の1万76円28銭と反発。
出遅れ感の強い金融株を中心に買いが広がり、高値圏でもみ合った。株価指数先物・
オプション6月物のSQ(特別清算指数)通過や、週末要因に伸び悩む場面もあっ
たが、1万円台は維持した。SQ概算値は1万147円65銭。東証1部の出来高
は24億2770万株(うちSQ分は概算で8億1100万株)。売買代金は1兆
8735億円(同8918億円)。騰落銘柄数は値上がり879銘柄、値下がり6
48銘柄。

 市場からは「SQ通過後も予想以上に強含みで推移している。普段なら後場から
利益確定売りで伸び悩むとの見方が強まりそうだが、この様子では後場の動向も予
想しがたく、先物主導でSQ値を試す可能性も捨てきれない。中国経済指標も追い
風になっている面もあり、中国株にも注目していきたい」(大手証券)との声が聞
かれた。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、25業種が上昇。三菱UFJ<8306.T>、
新生銀<8303.T>など銀行株や、野村<8604.T>、マネックスG<8698.T>など証券株が
買い戻され、三菱UFJリース<8593.T>、芙蓉リース<8424.T>などリース株も物色
された。エディオン<2730.T>との提携報道でコジマ<7513.T>が買われ、7&iHD
<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>など小売株も指数を押し上げた。住友重<6302.
T>、TOWA<6315.T>など機械株も上昇し、石炭火力発電所の豪州建設が伝わった
三菱重工<7011.T>も高い。

 半面、国際帝石<1605.T>、新日石<5001.T>、出光興産<5019.T>など石油関連株や、
前日急上昇したオリンパス<7733.T>など精密機器株は利益確定売りに押された。中
越パ<3877.T>、王子紙<3861.T>、日本紙<3893.T>などパルプ・紙株も下押した。洋
ゴム<5105.T>、住友ゴム<5110.T>などタイヤ株や、ホンダ<7267.T>など自動車株の
一角も軟調。


(株式ニュース)