■日経平均8000円割れ、1カ月半ぶり安値=東京株式市場・21日後場 21日後場の日経平均株価は前日比164円15銭安の7901円64銭と続落。 終値ベースで8000円割れは08年12月5日以来、約1カ月半ぶり。GLOB EX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が底堅く推移していたほか、昼 ごろからは円相場が落ち着きをみせたことで、後場は先物・現物とも買い戻しが入 り、下げ幅を縮小した。ただ、企業業績の悪化懸念や金融不安は根強く、買い進む 勢いには欠けた。東証1部の出来高は19億8555万株。売買代金は1兆367 1億円。騰落銘柄数は値上がり387銘柄、値下がり1245銘柄。 市場からは「米株先物は堅調だったが、米企業決算を控える状況で本格的な戻り は試せない。米企業決算の後は国内企業決算も懸念され、当面の上値は8200~ 8300円とみられる。オバマ関連銘柄は出尽くしとの声も多いが、オバマ氏の政 策次第では大きな材料として今後も目は離せない。現時点で太陽電池製造は期待だ けで上昇しており、実際に予算案などが明確になってくれば、人気再燃の可能性は 十分ある」(中堅証券)との声が聞かれた。 東証業種別株価指数では、全33業種中、32業種が下落。三菱UFJ<8306.T>、 三井住友<8316.T>など銀行株や、三住海上<8725.T>、T&DHD<8795.T>など保険 株に売りが継続した。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株や、住友ゴム <5110.T>、ブリヂス<5108.T>などタイヤ株も停滞した。シャープ<6753.T>、京セラ <6971.T>などハイテク株も軟調。商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>など海運株や、 新日鉄<5401.T>など鉄鋼株も安い。 半面、東和薬品<4553.T>、小野薬<4528.OS> 、中外薬<4519.T>など医薬品株はし っかり。台湾メーカー3社との経営統合交渉を報じられたエルピーダ<6665.T>や、 太陽電池部材の新工場建設が伝わった大日印<7912.T>なども物色された。太陽誘電 <6976.T>、東洋紡<3101.T>なども高い。 提供:モーニングスター社