日経平均は上げ幅206円と一段高、バンカメ支援に安心感 =東京株式市場・16日後場 16日後場の日経平均株価は前日比206円84銭高の8230円15銭と急反 発。米政府がバンク・オブ・アメリカに対して公的支援を実施すると発表。GLO BEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上げ基調を強めたことから 安心感が強まり、日経平均は上げ幅を拡大した。ドル・円も1ドル=90円台半ば を回復したことで主力株を中心に買い戻しが広がった。東証1部の出来高は19億 2336万株。売買代金は1兆3233億円。騰落銘柄数は値上がり1396銘柄、 値下がり243銘柄。 市場からは「米国株式市場でもインテルやJPモルガンなどが思ったほど下げず、 金融不安の後退という意味合いでは買い戻しを加速させるきっかけにはなったが、 バンカメへの追加支援は事前に報じられており、追加材料にすぎない。輸出関連株 が買われる中で電力株など内需株も上昇するなど方向性が乱れており、前日の反動 の延長でファンドなどの買いがインデックス買いなどを巻き込んだ格好だ」(リテ ラ・クレア証券 情報部部長・清水洋介氏)との声が聞かれた。 東証業種別株価指数では、全33業種中、32業種が上昇。マッコーリー証が新 規「アウトパフォーム」(強気)でカバレッジを開始したSONYFH<8729.T>と、 T&DHD<8795.T>など保険株が物色された。トヨタ<7203.T>、日産自<7201.T>な ど自動車株や、HOYA<7741.T>、シチズンHD<7762.T>など精密機器株も買いが 継続した。石油資源<1662.T>、国際帝石<1605.T>など資源開発株、東北電<9506.T>、 東ガス<9531.T>など電力・ガス株も高い。 半面、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>など海運株は戻りが鈍い。個別では、09 年2月期連結業績予想を下方修正したドトール日レス<3087.T>や、証券会社による 投資判断引き下げが相次いだ博報堂DY<2433.T>なども停滞した。ソフトバンク<9 984.T>、スカパーJ<9412.T>なども安い。 提供:モーニングスター社
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■日経平均は101円高と反発、円下落・米株先物高で =東京株式市場・16日前場 16日前場の日経平均株価は前日比101円62銭高の8124円93銭と反発。 円下落やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高を背景に 買い戻しが優勢となった。企業業績の悪化懸念に上値は重く、先物に大口の売りが 観測されると伸び悩む場面もあった。東証1部の出来高は8億3576万株。売買 代金は5641億円。騰落銘柄数は値上がり1093銘柄、値下がり466銘柄。 市場からは「外部環境の落ち着きや前日の反動による買い戻しが優勢となってい るが、上値を追う材料が少ないため、戻りも鈍い。機関投資家のリバランスや買い 戻し、海外勢は米金融決算を前に活発に動いているが、市場全体としては足並みが そろっているとはいえない」(大手証券)との声が聞かれた。 東証業種別株価指数では、全33業種中、27業種が上昇。T&DHD<8795.T>、 SONYFH<8729.T>など保険株に買い戻しが加速。日産自<7201.T>、トヨタ<720 3.T>など自動車株や、ソニー<6758.T>、TDK<6762.T>などハイテク株も堅調。新 日鉄<5401.T>、JFE<5411.T>など鉄鋼株も高い。関西電<9503.T>、東ガス<9531. T>など電力・ガス株や、レンゴー<3941.T>、大王紙<3880.T>などパルプ・紙株もし っかり。 半面、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>など海運株は下げ基調。三井不<8801.T>、 東急不<8815.T>など大手不動産株をはじめ、アーネスト<8895.T>、ゼクス<8913.T> など不動産関連株も売りが優勢となった。個別では、09年2月期の連結業績予想 を下方修正したドトール日レス<3087.T>や、博報堂DY<2433.T>などが安い。