■日経平均は158円高、2年9カ月ぶりの7連騰=東京株式市場・7日後場 

 7日後場の日経平均株価は前日比158円40銭高の9239円24銭と、06
年3月24日~4月3日以来、2年9カ月ぶりの7連騰。75日移動平均線復帰の
達成感もあり、先物にまとまった売りが入ったことで伸び悩んだものの、欧州勢中
心にリバランス(資産配分調整)の動きや買い戻しも観測され、下値は限られた。
東証1部の出来高は28億787万株。売買代金は2兆243億円と08年12月
12日以来の2兆円台を回復した。騰落銘柄数は値上がり995銘柄、値下がり6
20銘柄。

 市場からは「11月の戻り高値9521円を上回ってくると1万円も見えてきそ
うだ。ただ、実体経済への懸念が残っており、オバマ米次期大統領の政策期待も出
尽くし感が浮上してもいいころ。国内企業の第3四半期決算が出始める2月ごろは
投資家も身構える。積極的な投資がやりにくくなり、調整局面が想定される」(中
堅証券)との声が聞かれた。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、20業種が上昇。トヨタ<7203.T>、日
産自<7201.T>など自動車株は全面高。ホンダ<7267.T>は一時ストップ高。住友ゴム
<5110.T>、ブリヂス<5108.T>などタイヤ株も堅調。シャープ<6753.T>がストップ高、
キヤノン<7751.T>は一時ストップ高となり、パナソニック<6752.T>、ニコン<7731.
T>、HOYA<7741.T>などハイテク株も継続物色された。三井物<8031.T>がストッ
プ高となるなど商社株も上昇。邦チタ<5727.T>、住友鉱<5713.T>など非鉄金属株や、
新日鉄<5401.T>、JFE<5411.T>など鉄鋼株もしっかり。

 半面、レンゴー<3941.T>、北越紙<3865.T>などパルプ・紙株は停滞。東電<9501.
T>、東ガス<9531.T>など電力・ガス株も売られ、ファストリテ<9983.T>、7&iH
D<3382.T>など小売株や、日清食HD<2897.T>、日ハム<2282.T>など食品株も下げ
基調。




提供:モーニングスター社

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■日経平均は182円高と7連騰、75日線復帰=東京株式市場・7日前場

 7日前場の日経平均株価は前日比182円31銭高の9263円15銭と7連騰
し、08年6月26日以来の75日移動平均線(9191円)復帰となった。6日
の米株高を好感し、買いが先行。円が1ドル=94円台まで下落すると輸出関連株
を中心に上げ基調を強め、上げ幅は一時244円まで拡大した。東証1部の出来高
は14億3672万株。売買代金は9523億円。騰落銘柄数は値上がり1109
銘柄、値下がり485銘柄。

 市場からは「これまで注目されていた内需株から、売り込みの激しかった外需株
に資金がシフトしている。買い戻しが主体で、足元の弱い実体経済よりも、オバマ
米次期大統領への政策期待を材料視しているにすぎないが、個人投資家の新規資金
が流入しやすいという意味では好感できる。オバマ氏の政策や各国の利下げなどの
効果が出始める3月以降に注目」(岩井証券 イワイ・リサーチセンター・センタ
ー長・有沢正一氏)との声が聞かれた。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、24業種が上昇。シャープ<6753.T>、
アドバンテス<6857.T>などハイテク株に高い銘柄が目立ち、オリンパス<7733.T>、
HOYA<7741.T>など精密機器株も軒並み高い。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>
など自動車株もほぼ全面高となり、ブリヂス<5108.T>、浜ゴム<5101.T>などタイヤ
株も買われた。JFE<5411.T>など鉄鋼株や、住友商<8053.T>など商社株も上昇。

 半面、レンゴー<3941.T>、日本紙<3893.T>などパルプ・紙株が売られ、東電<950
1.T>、大ガス<9532.T>など電力・ガス株はさえない。ファストリテ<9983.T>、ポイ
ント<2685.T>など小売株も売りが優勢となり、キユーピー<2809.T>、味の素<2802.
T>など食品株も安い。