■日経平均は7円高と3日続伸、買い戻しに上げ転換 =東京株式市場・29日後場 29日後場の日経平均株価は前週末比7円65銭高の8747円17銭と小幅 ながら3日続伸。売り込む材料の乏しさから買い戻しが優勢となり、上げに転じた。 香港ハンセン指数の上昇も下支え要因。東証1部の出来高は12億4160万株。 売買代金は7412億円。騰落銘柄数は値上がり1181銘柄、値下がり383銘柄。 市場からは「前週の上昇を受けたポジション調整の売りに押される場面はあったが、 大きく売り込む気配がないことから買い戻しが優勢となった。年内はこの水準を保て れば心理的には十分といえる。年明けからは各国の政策期待に底堅い展開が期待され るものの、実体経済が意識される年後半からは下値を試すことになりそう」(大手証券) との声が聞かれた。 東証業種別株価指数では、全33業種中、28業種が下落。国際帝石 <1605> 、 石油資源 <1662> など資源開発株や、新日石 <5001> 、新日鉱HD <5016> など 石油株が継続物色され、三井物 <8031> 、三菱商 <8058> などエネルギー権益を有する 商社株も買いが続いた。あいおい <8761> 、ニッセイ同和 <8759> 、三住海上 <8725> の3社が高値圏で推移するなど保険株が好人気。 半面、オリックス <8591> 、武富士 <8564> などノンバンク株に売りが続き、 三菱紙 <3864> 、王子紙 <3861> など製紙株も停滞した。明治菓 <2202> 、 キッコーマン <2801> など食品株の戻りも鈍い。
株式新聞