米国株、ダウ59ドル安 業績懸念が重し、GM22%・トヨタ5%安

【NQNニューヨーク】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日続落。前週末比59ドル42セント安の8519ドル69セントで終えた。4日続落は10月1―10日(8日続落)以来。企業業績の先行き懸念が強まり売りが優勢となった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落。前週末比31.97ポイント安の1532.35で終えた。

 日本でトヨタが2009年3月期の営業損益が赤字になる見通しと発表。米市場ではドラッグストア大手ウォルグリーンの発表した9―11月期決算が市場予想を下回った。世界的な企業業績の先行き懸念が一段と強まり、売りが優勢となった。

 米政府によるつなぎ融資の決定を受け、前週末に急騰していたゼネラル・モーターズ(GM)も急反落。アナリストによる投資判断引き下げも伝わり、前週末の上昇分を帳消しにする下落率となった。幅広い銘柄に売りが出てダウ平均の下げ幅は200ドルを超える場面があった。

 ただ、クリスマス前で休暇を取り始める市場参加者も多く、積極的な売買は限られた。取引終了にかけては短期投資家による買い戻しが入ったようで、株価は下げ渋って終えた。メルクやクラフトフーズなど景気動向に左右されにくいディフェンシブ株の一角が買われ、相場を下支えした。

 S&P500種株価指数は16.25ポイント安の871.63。業種別S&P500種株価指数では「金融」が4%安となるなど全十業種が下げた。

 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約12億2000万株(速報値)、ナスダック市場は約16億5000万株(同)。


(12/23 7:46)