うちの上の二人の従兄弟はエリートと言っても、堀江社長とか、落合教授とか、中田ヤスタカ先生に比べたら、エリートではない。
うちの弟も、料理の専門学校に通っている時、夏休みに家に帰ってきて、血をダラダラ流しながら大根を切っていて、「すごいなー」と思ったが、問題は継続力なんですよね。やっぱり10年、20年、30年なんですよ。30年毎日包丁を握って何時間も切っていたら、そりゃ素人からしたら、「さすがプロは違う」と思う訳ですよ。こっちが一時間位かかる魚のさばき?を、トトントン!!!と5分位できれいにやったりする…。
作曲は僕は20年やってますけど、大体今は30分でデモ曲が出来ます。しかもそこそこの曲がです。これ素人がやったら、例えばドラムのパターンにしても、すぐには出てきませんよ。キーボードのバッキングなんか、全く見当もつかないんじゃないですか?「セブンスコードも混ぜるといいですよ」と言っても、なんですかセブンスコードって、なんてなるでしょう。
20年やっても、作曲の半分位かなと思います。まだまだコードとか、僕は理解出来てないです。
初めは僕はプロの曲を聴いて、自分との差に絶望してました。そりゃそうですよ、まあ野球で言えば、あなたいきなりプロの投手のボールを打とうとして打席に立っても、まずはバットが重くて、思い通りに振れませんって。体の方に来ても、多分よけれません。
なんのジャンルでも、誰でもそうなんです。最初はプロとは圧倒的な差があるんですけど、例えば、「3年位プロの曲は聴かない様にする」とか工夫して、絶望しない様にしながら、コツコツ努力するんですよ。そうしたら、とりあえずドラムのフレーズは、どの曲もまあ分かる、自分でも作れるなーと思える様になる、とかなる訳です。
そんな専門学校に2年通った位で、なんでもプロに、一流になれる訳がないのです。
まず10年、出来れば一生です、70年位。70年もやれば、人間国宝になったりするかも知れないです。