女性はみんな化粧をして、自分をよく見せようとしますね。ある意味で、素顔を見せずに仮面をかぶっている状態。ここでは、外見の話ではなく、本心を隠して、偽りの内面についてです。

本心と建前

 世の中を生き抜くためには、正直だけでは生きて行けません。本心を露わにすると角が立つ。そこで、本心とは異なるのにそれをあたかも本当であるかのように偽る。または、無難な建前で物事をかわす。まるく、事を済ませる。相手は、本心を探ろうとするが。それをさせないように、全く違った人格であるように装うのです。自分の弱点を見せないようにするのため。極端に言うと仮面をかぶって、相手と向き合う。この仮面でもいろいろあって、本心はそうではなくても、人付き合いが悪そうに装ったり、知識人のように振る舞う。それは、自己防衛のため。それによって、人は評価します。

人の評価

  人間関係において、徐々に親しくなっていくとこの仮面が徐々に剥がれてくる。本心が見え隠れするようになる。「第一印象は、わるかたけどと思っていたが、言葉の悪いいい方されるし」でも、その人の気持ちがわかって来ると、怒られても、実際は私のために」と思えるようになる。そして、信頼関係ができるのです。

 いくら仮面をかぶっていても、本心を隠していても人はその人によってではあるが、それぞれ評価してくれるものです。自分の評価を強調しても、人様は、ちょんと行動や発言などで評価しておられます。

本心と素顔

 本来なら、仮面を付けなくてもいいのですが、自己防衛や立場によっては、偽装しなければならないことがあります。仮面をつけることにより、人に認めてもらいたいとか、好かれたいとか。どのような気持ちがあるから。それは、女性が素顔に化粧をするのとよく似ています。女性でも素顔が綺麗な人は、あまり化粧をしません。では、仮面なしで行ける人。世の中にはいてます。性格が良くて、飾り気のない人。みんなから好かれる人。信頼される人。そのような人になりたいですね。本心そのままで世の中を渡りたいものです。