2022年12月の日本対スペイン戦

おめでとうございます。お疲れ様でした。

スペイン、ドイツよりも、クロアチアのほうが強いと思います。

前半の評価は1点です。5バックなのにモラタをフリーにしてしまう。下がり過ぎていると思う。パスミスも多いし、敵のペナルティエリアでトラップミスもあった。なんでそんなにパスミスが多いのだろうか。何か原因があるような気がする。

確かにたくさん走っていて疲れているでしょう。でも、1試合で10km ぐらい走るのは、どの試合でも同じだ。試合の間隔が短いから一試合で走る距離も短いほうがいいが、細かく全力で走っているから、より疲れてパスミスが多くなるなら、練習を見直したほうがいいかもしれない。

すぐにどうこうはならないが。テーピングを変えるか。試合中にストレッチをするか、あるいはメンタルで対応できるものなのか。ワールドカップで勝つ選手に言うようなことではないかもしれないが、パスミスの時は、目を切るのが早すぎるかも。

それから、スペインの選手は、慌ててパスをしてもボールがラインを越えない。

コスタリカはもっと強いかも。10回に7回勝てるかも。前には10回中9回勝てると書いた。でも、吉田と権田のミスだったから。

とにかく、堂安が決めてくれて助かった。ただ、2点目は、覆りそうで怖い。たぶん覆らないだろう。もしゴールエリアのラインに1mm でもかすっていたら、ゴールは認められないことになっているが、そのそばでのことだから、ミスジャッジはないだろう。

日本のボールがスペインボールになっていたし、コーナーキック2本は日本のゴールキックじゃなかったかと思う。

イエローカードも逆だ。

5バックだと守れるのかもしれないが、4バックのほうがいいと思う。攻撃に移るのが難しい。( これは5バックに絶対について回る短所だ。)

守備の1列目が5人の5―4―1で、敵のフォワードが1列目と2列目の間に3人入って、日本の2列目と3列目の間に敵が3人ぐらい入ると、

日本の2列目3列目の間に入った敵のミッドフィルダーがゴール前まで飛び出しやすい。そうなったら、5バックでも足りない。

5バック以外の味方のミッドフィルダーが、ほとんどマークされているような状況で、日本の5バックの誰かがボールを奪っても、ミッドフィルダーにパスできない。

ゴールキーパーからのロングキックも通らない。5バックでのパス回しもプレスされてボールを奪われる。端のサイドバックがドリブルで上がるコースに2人敵がいてドリブル突破も難しい。

サイドバックからミッドフィルダーへのパスもパスカットを狙われ、ボールを受けたミッドフィルダーにも2人の敵にマークされてボールを奪われる。というようなことになる。個人技で2人を突破しないと攻撃に移ることができない。

後半の後半に今回は点を取れなかったが、それはたまたまだ。アディッショナルタイムももう少し長かったら点を取られていた。

これから当たるチームにも点を取られるだろう。

クロアチアにしろフランスにしろブラジルにしろ、3点リードした後でないと5バックはするべきではない。

1列目と2列目の間に3人、2列目と3列目の間に3人入ったら、敵のトラップミスのようなダイレクトパスでも点につながってしまう。下がり過ぎたら敵がトラップミスしてもこぼれ球がシュートチャンスになってしまう。

今日の三笘は大活躍でそのおかげで2点目が取ることができた。

後半のチーム全体の評価は6点。

サイドバックから、隣のミッドフィルダーへのパスができないときは、よく見なくても逆サイドに蹴ってしまうほうがいいかもしれない。