ワールドカップの日本対ベルギー戦

原口と乾の素晴らしいシュートがあって、2点入った。

でも、それでゲームプランを変えてはいけなかった。(遷移の時点での感想だ。直後の感想ではない。ワールドカップの歴史に残る試合をしてしまった。だが、マイアミの奇跡を起こした監督だ。監督の能力が劣化したわけではないと思う。何かおかしいと思う。2対0で勝っている試合が、敵に1点取られることで流れが悪くなり、同点に追いつかれるというのは、よく知っていることだから、戦い方を変えてはいけないこともよく知っているはず。何かおかしい。)

前半0対0だったのは、よく守って、シュートを防いでいたからで、それが出来なかったら、失点してしまう。

後半は、守れてなかった。後半の最初のほうから守れていなかった。アザールのシュートもフリーで打たれていた。

惜しいのは、ヘディングループを決められたことだ。これは、防げるものだった。

2失点目は、体をぶつける守り方なら、防げたかもしれないが、体格差があるから、防げなかったかもしれない。

3失点目は、コーナーキックのミスだ。それと、ゲームプランのミスだ。守りを考えないで上がってしまった。( コーナーキックのミスとは言えない。結果論だから何とでも言えるが、延長戦も考えていたはずだ。その場合のショートコーナーも選択肢にあったはず。通常はショートコーナーより、直接ゴール前に蹴り込むことを推奨してる。ごめんなさい。だけど、ゴールキーパーにあんなに簡単に取られるとは。それで、ゴールキーパーに取られた時は、カウンターを食らわないようにゴールキーパーに詰めると思うのだが。)

日本の選手交代も悪かった気がする。コロンビア戦やセネガル戦とは違った選手交代だった。

自らバランスを崩した選手交代だった。

日本が2点を取った後、攻撃もおかしかった。パスを繋げられるのに、ピッチ外へクリアしてしまったり。

勝てるチャンスは、あったような気もするが、結果は厳然たる事実で。

守りをおろそかにしたら、どんどん失点していくので、厳然たる事実としては、あの3失点だけど、

守りをおろそかにしたら、他の場面でも失点する。

守りをおろそかにした時点で、日本の勝ちはないと思う。打ち合いで勝つのは難しい。

優勝するには、というよりも、体格差があるチームに勝たないと、決勝トーナメントにも行けないわけで、(体格差のあるポーランドにも負けているわけで、1勝2敗1引き分けということで、負け越しているわけで、)

体格差と、そこへの精度のあるパスが通ってしまったら、俊敏さだけでは勝てないような、というか、もっとシュートがうまくならないと、打ち合いには勝てない。( 打ち合いなら勝っていたかも。2対0になった時に、日本は打ち合いをやめてしまった。そしてその後守り勝とうとした。だが、守り勝つ用の代表ではなかった。攻撃的な選手ばかりだった。)