ハリルホジッチ監督解任について。

ハリルホジッチ監督が解任された。これがいいか悪いかは、非常に難しい。直前のウクライナは、格下ではない。特に、シェフチェンコ監督は、Wカップで上位に行ける監督だ。

解任で、外国人監督を招聘しにくくなるのは確かだ。でも、以前から、招聘しにくくなってたなら、問題はない。いや、ある。昔の日本代表は、弱かった。外国人監督を招聘することによって強くなってきた。だから、もう、新しい考えが、入ってこなくなる恐れがある。

今までの監督が、全ての面で良かったかというと、ちょっとだけ弊害がある。それは、スター·プレイヤーを外すという点だ。カズは、トップ·プレイヤーのときに遊び過ぎて、ちょっと落ちていたと思われる。自分の能力と判断力を重視していたので、チームのシステムや決め事を軽視していた面があった。それをチームメイトがフォローしていたわけだが、それで勝っていたので問題視はされなかったのだが、チームメイトがフォローすることで失点に結びつくこともある。強い国と戦う時は。それに、香川が調子が悪い時と同じミスをしていた。それが多くなっていた。中村は、実力があった。でも、監督の能力は優れていて、Wカップで好成績を収めた。とすると、選手選考を、監督に一任することに問題があると言えると思う。( これは難しい問題だが、あの選ばれた選手と何が違うのだろうか?いや、むしろ、その選手よりも実力は上ではないだろうか。もちろん当たりが弱いという欠点はあるのだが、代表から外れるほどではないと思う。その頃の選手層で。

ブラジル人監督などは、実力の低い選手を選考してしまった。

イタリア人監督は、守備を軽視する面があったので、これから書くことが絶対ではないが、香川、本田、長友などの、スター選手を揃えたチームは、Wカップでは勝てない。( ここは矛盾しているようだが、同じタイプというか、クラブチームでは、活躍できるようにクラブチームの監督がいろいろと取り計らっていたから、そのクラブチームで活躍していたのであって、日本代表で同じことを3人分も出来ない。1人なら出来るかもしれないけれどそれが出来るのはアジア予選でだけでワールドカップ本番では出来ないと思う。)

特に、香川は、問題がある。体力勝負になったら、絶対に勝てない。マンチェスターユナイテッドに行ったら、試合に出れない選手だ。香川は日本代表に入る実力があるが、先発メンバーに入れることには問題がある。

ハリルホジッチ監督は、デュエルを重視していた。デュエルは決闘の意味があり、1対1での勝負に勝つことを重視していた。だが、敵は、二人でボールを取りに来る。二人で来られたとしても、ボールを失っては負けてしまうので、ボールを失わない力はもちろん必要だ。この能力は、簡単には得ることができない。だから、デュエルを重視するならば、代表から外すのではなく、代表に呼び続けるべきだ。( これが強い選手が10人いるなら、普通の作戦で勝てるので、監督は、ほとんどの元選手が出来る。)