夫婦岩から賓日館庭園での撮影が終わったら
みんな交代でお昼ごはんをいただきながら、衣装チェンジです
最終の衣装は・・・
青地のお振袖の上に黒地のお振袖を打掛風に羽織って
どちらも色柄がとても艶やかでクラシックなお着物です
重ねるとレトロ感がグッとアップしました
撮影場所は賓日館館内です
賓日館
は
明治20年に皇族や要人の方々が伊勢神宮に参拝される際の宿泊施設として建築されたそうです
現在は国指定の重要文化財として一般に公開されています
撮影でお邪魔させていただいた2月2日は
4日から始まる 『ひなまつりめぐり in 二見』
というイベントに向けて
館内いたるところにお雛様が飾られていました
なかには、世界に3対しかないという
伊勢神宮の遷宮御残材使用の 『檜織込親王揃』 というお雛様も・・・
どこを背景にしても見事な撮影スポットばかり
なかでも舞台が備えつけられた120畳の大広間は圧巻でした
桃山式天井からは見事なシャンデリア
舞台の背景を飾る日本画家・中村左洲が描いた大松
豪華な空間が衣装をさらに引き立ててくれました
大広間から一歩で廊下の窓ガラスに映ったお写真が雑誌『はなよめ』の表紙を飾りました
このヘアスタイルのベースは日本髪の尾長
江戸時代、大名の正妻にだけ結うことを許された武家女性の最高位の髪型です
尾長に見立てた長い三つ編みに大ぶりのお花をたっぷりつけて
くるんと下ろした前髪で可愛らしさをプラスしています
ここからはオフショットを数枚・・・
ヘアメイクをされながらウトウトするマリアちゃん
朝4時からお支度スタートですしね
そろそろ眠いよね
着付されながらもウトウトするマリアちゃん
お昼ごはん食べたし、眠いよね
モデルさんのお仕事も大変ですよね
それでも、こーんなことしてスタッフを笑わせてくれるサービス精神旺盛なマリアちゃん(笑)
モデルさんが頑張ってくれると撮影中の雰囲気がグイっ↑とよくなります
雰囲気が盛り上がると素敵なお写真が出来上がります
『はなよめ』の撮影の依頼をいただいたのは昨年末
三重でのロケーション撮影で3パターンの花嫁スタイル
いただいたテーマは 「親子2代のコラボレーション」
ロケ地は?
カメラマンは?
モデルは?
衣装は?
コーディネイトは?
昌枝先生の希望は?
将城オーナーの構想は?
成人式を挟んでの準備だったためドタバタでしたが
やっぱり撮影は楽しい!
準備するのもコーディネイトを考えるのも、そのときは大変だけど
撮影が終わったあとのなんとも言えない高揚感!
いろいろな要望を笑顔で受けてくださったカメラマンの大屋岩人さん
アシスタントで来てくださった山口さん
アシスタントしながらメイキングスナップを作ってくださった高尾さん
あれやこれやコーディネイトでわがままを聞いてくださった衣装の直三衣装店さん、ビューティさちさん
髪飾りのお花を手配してくださったカヤナギさん
美味しい差し入れも持って見にくてくださった富田美和子先生
遠方から見学に着てお手伝いしてくださった山田先生
ロケ地や手配やお昼ごはん、衣装などなど
すべての面でいろいろご面倒をおかけした上野公代先生
東京からマエノリで来ていただいた吉村編集長
同じくマエノリで朝4時から頑張ってくれたモデルの吉野マリアさん
みなさん、本当にありがとうございました。
お天気にも恵まれて
みなさまのご協力のおかげで
NAGATSUスタッフ、またひとつ素敵なお仕事させていただきました。
心から感謝申し上げます。
というわけで・・・
雑誌『はなよめ』4月号の撮影の記事を終わります♪
(HOZU)