NAGATSU

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サロンのお仕事やブライダル、スタッフのプライベートなどなど・・・
美容室『The hairdresse's NAGATSU A tradition and bond』のスタッフ日記

   

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先週の水曜日は華王殿のコンサルテーションの日でした


様々なウェディングアイテムの展示、


お料理やデザートのご試食会、模擬披露宴など


実際に見て触れて味わえるイベントです



NAGATSUは模擬披露宴でカラードレスのお支度を担当しました


テーマは 《ジャパネスク》


着物風のカラードレスを和モダンにコーディネイトしました



和柄のデコラティブなドレス


コーディネイト、かなり悩みました


ショーや雑誌撮影なら思いっきり個性的なことも考えますが


なにしろ披露宴ですからね・・・





シンプルなシニヨンヘアは高さと大きさを出して華やかに


モデルちゃんの可愛らしさに合わせて前髪はふんわり動きを出しました


目元くっきりのアイラインとマットな赤い口紅でスタイリッシュに仕上げてます







今回の新郎モデルさんは


ウェディングドレスのときはシャンパンカラーのタキシードでしたが


カラードレスでは黒のタキシード、赤いシャツと蝶ネクタイにお色直ししました


和風を強調するのに紋付袴を合わすのもアリですね





和ドレスといっても


今回のようなゴージャスなドレスもあれば


マーメイドラインやAラインのシンプルなドレスや


振袖のようなお袖があったり


帯を結んだ風になってたりと、いろいろあります


自分らしくコーディネイトするか


思いっきり変身するコーディネイトをするか


いろいろ考えながらお衣装を選ぶのも楽しいですよね


コスチュームのスタッフさん、フローリストの先生、アタシ達ヘアメイク


協力体制で新郎新婦様のサポートをしますよ


なんでも相談してください


そして


結婚式は当日だけでなく


ご準備期間もしっかり楽しんでくださいね♪


                

                   (HOZU)


先日行われた百日草花粧会の新趣帯結び発表会


今年の新しい帯結びのテーマは『みのり』


5種類の新しい帯結びが発表されました




●やつかほ(八束穂)


よく実った稲のことを「八束穂」というそうですよ


収穫前のお米をたっぷり実らせて頭を下げた稲穂が思い浮かびます


とっても華やかな帯結びです






●さわらび(早蕨)


芽が出たばかりのわらびを早蕨といって、春のおとづれを表すそうですよ


まだまだ寒い季節に春の温かさを感じさせる新芽が表現されてます


大きなウェーブのヒダの真ん中にくるりと丸まった新芽が可愛らしい帯結び






●ゆい(結)


結には「むすぶ」とか「つなぐ」とか「あわせる」とか「まとめる」とか


いろんな意味がありますけど


草木が実をつけるという意味もあるそうです


そういえば実を結ぶって言いますね


リボンをかけたプレゼントボックスのような


とても個性的な帯結びですね






●たちばな(橘)


橘は柑橘系の植物で今のダイダイは中世では安部橘と呼ばれていたそうです


ダイダイは冬に実をつけて2~3年はなり続けることから「代々」


「代々栄える」という縁起物です


未来に向かって夢をつかもうとする子供達の手と


子供達を守り差し伸べている大人達の手をイメージに


末永い幸せを願って考えられた帯結びは花嫁様にもぜひ






●くさわかば(草若葉)


春の盛りに若々しく伸びた草花の新葉


新緑の若葉をイメージしたヒダが背中に大きく広がって


シンプルだけれど大胆な帯結びは成人式にぴったりかも



この帯結びには《草若葉ヒダ》を使ったアレンジもありました


     お太鼓系のアレンジ

     


     立て矢系のアレンジ

     





というわけで、


この帯結びの結び方は雑誌『はなよめ』7月号に写真と解説が掲載されてます






毎年新しく生み出される帯結び


一枚の長い布から、こんなにいろいろな結び方が考えられるなんて本当にすごい


それがずっと何十年も続いていて


今までに何百種類の帯結びが生まれて


いろんな方々のいろいろな場面でたくさん結ばれて


これってまさに『みのり』じゃないですかね


上手くまとまりました(笑)


            (HOZU)







昨日、6月8日月曜日


華王殿にて


百日草花粧会三重ブロックの


2016年新趣帯結び発表会・講習会 が行われました


今年も三重県各地の美容師さん達が集まって熱心に受講されてましたよ




開会の挨拶をする昌枝先生


今年の新種帯結びのメインテーマは『みのり』


日本を含めた世界各地で起こっている不安定な気候や災害


毎日のように報道される聞くに堪えないような事件の数々


そんな中で、着付の世界から少しでも煌く光が射せれれば・・・







三重ブロックの先生方です





左から


前田洋子先生


伊藤美佐子先生


昌枝先生


富田美和子先生


上野公代先生



発表後の講習会では先生方が舞台を降りて受講者のみなさんのところへ


展示された帯結びやテキストを見るだけでは


なかなか把握できない帯ヒダの折り方やきれいに整えるコツなどを


丁寧に教えに回っていました



『みのり』の新しい帯結びは5種類


今までになかったような斬新な帯結びもあるようで・・・


次回は『みのり』の帯結びをご紹介しますね♪



               (HOZU)

日差しは強いけど


風が吹いて気持ちいい日になりました


今年の5月は各地で真夏日が続出してるそうで・・・


こんな調子だと今年も夏は連日猛暑・酷暑でしょうか



火曜日は隔週で定休日をいただいているせいか、店内はのんびりムードです




いろんな事務処理を済ませて手が空いたアタシ


掃除でもしようかと見つけたのはコレ↓





2階のスタッフルームに大きな冷蔵庫が来てから


1階のスタッフルームのちっこい冷蔵庫は御用ナシのまま放置


いちいち2階に上がるの面倒だし・・・


はら、やっぱり近くにあるほうが便利だし・・・




というわけで、


暑い中、水遊び・・・じゃなくて


放置されてたちっこい冷蔵庫のお掃除をしました



あちこち点々のカビやら黄ばみやら


なんか臭うし


漂白剤をがっつりふりかけて


「漂白剤!飛び散る!危険!」と将城オーナーに言われながら


シャワーをジェット噴射(笑)



遊んでませんよ


あくまでもお仕事です


今日のアタシのミッションです



           (HOZU)









夫婦岩から賓日館庭園での撮影が終わったら


みんな交代でお昼ごはんをいただきながら、衣装チェンジです


最終の衣装は・・・


青地のお振袖の上に黒地のお振袖を打掛風に羽織って


どちらも色柄がとても艶やかでクラシックなお着物です


重ねるとレトロ感がグッとアップしました





撮影場所は賓日館館内です


賓日館


明治20年に皇族や要人の方々が伊勢神宮に参拝される際の宿泊施設として建築されたそうです


現在は国指定の重要文化財として一般に公開されています


撮影でお邪魔させていただいた2月2日は


4日から始まる 『ひなまつりめぐり in 二見』  というイベントに向けて


館内いたるところにお雛様が飾られていました


なかには、世界に3対しかないという


伊勢神宮の遷宮御残材使用の 『檜織込親王揃』 というお雛様も・・・



どこを背景にしても見事な撮影スポットばかり


なかでも舞台が備えつけられた120畳の大広間は圧巻でした


桃山式天井からは見事なシャンデリア


舞台の背景を飾る日本画家・中村左洲が描いた大松


豪華な空間が衣装をさらに引き立ててくれました




大広間から一歩で廊下の窓ガラスに映ったお写真が雑誌『はなよめ』の表紙を飾りました






このヘアスタイルのベースは日本髪の尾長


江戸時代、大名の正妻にだけ結うことを許された武家女性の最高位の髪型です


尾長に見立てた長い三つ編みに大ぶりのお花をたっぷりつけて


くるんと下ろした前髪で可愛らしさをプラスしています






ここからはオフショットを数枚・・・



ヘアメイクをされながらウトウトするマリアちゃん


朝4時からお支度スタートですしね


そろそろ眠いよね




着付されながらもウトウトするマリアちゃん


お昼ごはん食べたし、眠いよね


モデルさんのお仕事も大変ですよね




それでも、こーんなことしてスタッフを笑わせてくれるサービス精神旺盛なマリアちゃん(笑)







モデルさんが頑張ってくれると撮影中の雰囲気がグイっ↑とよくなります









雰囲気が盛り上がると素敵なお写真が出来上がります






『はなよめ』の撮影の依頼をいただいたのは昨年末


三重でのロケーション撮影で3パターンの花嫁スタイル


いただいたテーマは 「親子2代のコラボレーション」


ロケ地は?


カメラマンは?


モデルは?


衣装は?


コーディネイトは?


昌枝先生の希望は?


将城オーナーの構想は?


成人式を挟んでの準備だったためドタバタでしたが


やっぱり撮影は楽しい!


準備するのもコーディネイトを考えるのも、そのときは大変だけど


撮影が終わったあとのなんとも言えない高揚感!




いろいろな要望を笑顔で受けてくださったカメラマンの大屋岩人さん


アシスタントで来てくださった山口さん


アシスタントしながらメイキングスナップを作ってくださった高尾さん


あれやこれやコーディネイトでわがままを聞いてくださった衣装の直三衣装店さん、ビューティさちさん


髪飾りのお花を手配してくださったカヤナギさん


美味しい差し入れも持って見にくてくださった富田美和子先生


遠方から見学に着てお手伝いしてくださった山田先生



ロケ地や手配やお昼ごはん、衣装などなど


すべての面でいろいろご面倒をおかけした上野公代先生



東京からマエノリで来ていただいた吉村編集長



同じくマエノリで朝4時から頑張ってくれたモデルの吉野マリアさん



みなさん、本当にありがとうございました。


お天気にも恵まれて


みなさまのご協力のおかげで


NAGATSUスタッフ、またひとつ素敵なお仕事させていただきました。


心から感謝申し上げます。




というわけで・・・


雑誌『はなよめ』4月号の撮影の記事を終わります♪



                     (HOZU)