そこで参考になる物語が、サン=テグジュペリ『星の王子さま』(ゴマブックス)です。
言わずと知れた、世界的文学作品です。そこで、星の王子さまは、私たちに色々な示唆を与えてくれます。
たとえば、
・大人たちは、数字を見れば安心するからです。たとえば、あなたが、大人たちに、新しくできた友達のことを話そうとすれば、大人たちは、本質的なことについては何も質問しないでしょう。つまり、次のような質問は絶対しないのです。
「どんな声をしているんですか?」
「どういう遊びが好きなんですか?」
「蝶々は集めていますか?」
その代わりに、こんな質問をするでしょう。
「何歳ですか?」
「きょうだいは何人いますか?
「体重は何キロですか?」
「お父さんの年収はいくらですか?」
そして、それらの数字を知れば、友達を知ったことになると思っているのです。
ん~、確かに。私たちの頭には、いつの間にか色々な“刷り込み”がされていて、物事をまっさらな目で見れなくなっているのです。自分の見方が偏っていないか、確認しながら生きていきたいものです。
星の王子さま/ゴマブックス
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