人心は譬えば、槃水の如し。
「人の心は、たとえて言うと
浅い桶にはった水鏡のようなもの」
人の心とは、浅い桶に入れた水のようなもの。
静かにしていれば水面は物(己)をよく映すが
少しでも桶を動かすと
水面が揺れて何も映らなくなる。
人間の心も同じこと。
自分の心を冷静にしておかないと
自分自身も映し見ることができず
物事を正しく捉えることができない。
人 は生きていれば色々な出来事
思い、感情に揺れることもあるけれど
すぐに、静かな心、中庸に戻れるよう
心掛けたいですね。
なれど、心が揺れ動くこともまた
人が人である証ということでしょうか…
ひなた翔一 拝