厚生労働省が29日発表した2009年12月の九州7県平均の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ0・40倍だった。北部九州が前月より下落したが、南九州では改善の傾向もみられた。

 県別では、福岡、佐賀、長崎が前月比0・01ポイントの下落。大分、宮崎、鹿児島は同0・01ポイント上昇。熊本は前月と変わらなかった。

 全国は前月比0・01ポイント改善の0・46倍。09年平均は前年比0・41ポイント下落の0・47倍で過去最低となった。九州・沖縄8県の09年平均は、前年比0・20ポイント下落の0・40倍だった。

 総務省が同日発表した九州・沖縄8県の09年10-12月の完全失業率は、前年同期比1・0ポイント悪化の5・4%。09年平均は前年比0・8ポイント悪化の5・4%となった。

 全国の雇用情勢について長妻昭厚労相は同日、閣議後会見で「ほんの少し改善しているが、全体水準は低い」と指摘した。

=2010/01/30付 西日本新聞朝刊=

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