今回は舌咽神経痛について記したいと思います。参考なれば幸いです 長文になります
舌咽神経痛とは
三叉神経痛と同様に痛みが出る疾患です。
患者数は三叉神経痛の50分の1程度で、100万人に数人程度の割合しかいない稀な疾患の一つです。
三叉神経痛と併発する人もいるとの事。(稀に)
物を噛んだり飲み込んだりする時に、喉や舌の奥、耳の周囲に痛みが出てくる疾患です。
三叉神経痛の第3枝の痛みと似ている為、間違えやすい疾患のようです。
治療は三叉神経痛と同じでカルバマゼピン服用で症状が改善するという事。
頭部MRIで責任血管が神経に触れている事
(神経に触れていても無症状の人もいるそうです)
私が舌咽神経痛と診断されたのは、1年前。2度目の手術を受けた病院でした。
頭部MRI検査を造影剤を入れて検査をしたところ判明しました。造影剤を入れて検査をし
MRIは今までに何度も何度も撮ってきましたが、造影剤を入れて検査したのは今回が初めて。
過去の診断結果は『三叉神経痛』だろうとずっと言われていました。
2度目の手術前の診察で
痛みの症状からすると三叉神経痛の方が考えられる(MRIでは三叉神経に明らかな責任血管があるかどうかわかりませんでした)
が、舌咽神経に動脈が触れているよ。(迷走神経も触れてました)
まさか私自身が稀な疾患の1人になるとは思ってもみませんでしたので凄く驚きました
医師に何度も確認されたこと。
①耳の周りは三叉の症状、耳の鼓膜の奥が痛むのかどうか
(耳の中は顔面神経、三叉神経、舌咽神経と複雑に絡み合い判断が難しいそうです)
②顎のラインより下(喉に近い方)が痛むのかどうか
③物を飲み込む時に痛むのかどうか
これが三叉神経痛との違いだそうです。
その時の私は三叉神経痛の症状と舌咽神経痛の症状が入り交って激痛すぎて、自分でもよくわからない状態でした
すると医師はしばらく薬をやめてどこが痛むのか確認するように…と言われましたが、
痛すぎて到底そんなことはできませんでした。
結果、三叉と舌咽神経、両方あるのではないかという事で一度に両方手術する事になりました。
術後については次回にします。