無心に飛び乗って

行き先も決めず

明るい彼方へ

連れてもらいたいんだ


いやなことばかりで

逃げ出したかった

周りの境遇から

情けなくて辛い


このまま進んで

良いのだろうかと

カバンの中身を

何度も見ている


疲れることしか

覚えられなくなる

満員電車の

吊革もつかめない



人のために

頑張っているのに

自分のためにも

頑張りたいって思うと

一人帰った暗い部屋が

涙でにじむ



設計図を描いても

交わらなければならない線が

何処で寸法を間違えたのか

いつも合わない


真っ黒な紙なら

悩まなくて済むのに・・・



無心に飛び乗って

行き先も決めず

明るい彼方へ

連れてもらいたいんだ


毎日  ホームに立つと

向こう側に停車している

電車に思う








バースデイ・ケーキにキャンドルを灯す

君の誕生日を祝う


ワインの栓を抜いて

27年の月日を経て  放たれた空気に出会う


いつまでも  この日に

二人がお互いを感じられることを祈り  そして誓う



HAPPY BIRTHDAY

一年の祝日で  一番大切な日


HAPPY BIRTHDAY

俺の手づくりフルコースのプレゼント


HAPPY BIRTHDAY

「君といるんだ」  心からの祝福と感謝




付き合い始めたころを思い出す

イケてなかった俺だったのに


君の YES の返事に

冬から春へ  少し早めの桜が咲いた


「一生  守っていきたい」 という気持ちが

一つの友情を  愛情へと変えた



HAPPY BIRTHDAY

一年の祝日で  一番大切な日


HAPPY BIRTHDAY

きっと  君が生まれた時から決まってた


HAPPY BIRTHDAY

俺が君を  愛しいと思う日が来ること




HAPPY BIRTHDAY

一年の祝日で  一番大切な日


HAPPY BIRTHDAY

きっと  俺が生まれた時から決まってた


HAPPY BIRTHDAY

君とともに  歩む季節が来ること








少年は公園へと僕の手を引いた


「一緒に遊ぼう」





少年時代



手には


土と花と草の香り

自転車のハンドル



足には


靴跡のない雪の草原

泥いっぱいのスニーカー



耳には


始業終業のベル

先生の弾くオルガン



瞳には


大空に羽ばたく鳥

鮮やかな色彩の戯れ




毎日  楽しいことばかりで

大人になる意味なんて

どうでも良かった気がする


時を  何度も何度も何度も越えても

”大人”

理解できる自信がない


今  この公園に

心からの

楽しさ  喜び  遊び

持つことができるだろうか?





少年は言った


「”大きく” なるって  どういうことなの?」