まだ来ない

君からの電話

何度も携帯を開いては閉じる

幸福な日々が始まると

期待している


そろそろ  と意を決したのは

仕事が終わり  疲れた自分がいた帰路


花屋の店頭に咲いていた


[アルストロメリア]


あまりにも美しく  愛しくて

「君と一緒に  この花の時間に暮らそう」



確かだよな

君からの電話

今日という日を

プロポーズした日から  

とても待ちきれなかったんだ

焦りと不安


君からプレゼントされた

数々の思い出をつづるアルバムが必要


次から次へと花を咲かせる


[アルストロメリア]


二人が生まれた  4月から

爽やかに  春の風を運んでくれる花



あと5分

今日が過ぎてく

どうして?  と自分は自分に問いかける

ドアのベルが鳴り  そこには君


[未来への憧] を胸に抱いて・・・





 


高層ホテルの一室

都会の夜景


夜空に輝く星たちを

鏡に映したかのような

時代の光景


TVに映し出される現実は

この景色を裏切るかのような

非情な毎日


人が創り  

築き上げてきた速度が

少しずつ  

狂い乱れ始めている


この窓から広がる美しさが

偽りなのか


小さなこの部屋から  

大きな疑問が脳裏を横切る



新たな出発を試みる人たちが

いくつもの灯りと共に

生活している







大切な人を

 

見失ってはいけない



貴方が生きているから


僕は生きていられる



世界中の人たちに伝えたい



愛するチカラを



光は包んでいる

光は包んでいる



世界中の人たちに


この輝きを伝えたい




”イダイなチカラ” を伝えたい