不思議な赤が

黒い折り紙を動く


なぞるマネキュア

氷が溶けたブランデー


どこまで続くのか

影であり続けなければならない二人



メッシュなベールから

肌の光沢を感じて


目の行き場を

失って  口唇を噛む


もう立ち止まれない

夜のネオンの似合う二人は  はまっていく



気まぐれだろう

ネクタイの結びのバランス


ラストのカードに

ポーカーフェイスな運命を賭けて


ファーストクラスな夜

上質な闇に  踵が上下の TANGO