海へ続く道

一人歩く

いくつもの水たまりも避けず


陰りを見せた

君の横顔

まるで  雨雲を化粧したように


もう少し  君の隣で

素直になれれば  良かったのに


ゆっくり  傾いていく自分を

遠く  蜃気楼の風景に  立たせてほしい



時には

心に束縛が住む

自分でいる必要はあった


腰ぐらいの背丈の草たち

風にざわめきながら

耳を塞ぐ


自分が  もう一人いたら

君の前に  今  現れて


この僕を  忘れさせるくらいに

君を愛して  奪っていく強さを持てるだろう