DAY7
”ネタばれ注意報”
なんのって?
巷で話題になった
「ノマドランド」
観てきちゃいました
そのことでしっ。
だから、もしまだ観てなくて
これから観るつもりの人は
すぐにこのページを閉じてくださいな
前情報や、何となくの道筋を
中途半端に聞いて観るよりも
まっさらの状態で
貴方には観てほしいから
私は、計2回観ました
一回目は、
おひとり様で
二回目は、
この人なら理解してくれるに違いないという男性と
お二人様で
まあ、
二回観てよかった、
一回目観た時から
3日ほどしか経っていなかったから
流石に
飽きちゃうかなと
少し心配だったけれど、
そんな心配は要るはずもなく
二回目だからこそ、
見えてくる
作者の伝えたいこと
だったり、
さらには
役者さんの隠された
キャラクターだったり、
一度だけでは、汲み取りきれなかった
この映画に込められた”意味”が
ジワジワと染み出していたんです
そして何よりも、
二度目で共にした
男性の観方がまた、凄かった。
この方、私よりも30歳ほど年齢の離れた
ダンディーで、
余裕があって、常にニュートラルで、
でもそこには
ちゃんと”人間臭さ”がある
一言では言い表したくないほど、
かなーりの
魅力をお持ちの方なんですが、
日頃から、
物事の捉え方だったり、
人の観方だったり、
人生観すべてにおいて
ぶっ飛んでるんです(笑)
もちのろん、
いい意味で。
日本人っていうよりも、
その考え方はどちらかというと
海外思考かなと
私はいつも思っていて、
私も海外に行ったことのある身として
一緒に居て、話を交わすだけで
海外に来ちゃった?あたし
って言っちゃいそうになるくらい
のお方
つまるところ、
私はこの方と居ると
めちゃ、
落ち着くし、幸せ
あ、ちょっと彼への
愛が溢れすぎて
映画の話から脱線してしもた
失敬、
んで、
彼と映画を見終えた後、
呑みながら
お互いの感想を言い合ったんです
アタシ
「めちゃくちゃ良い映画じゃなかったですか?」
(興奮気味に)
彼
「んん。普通かな」
えええええええええええ??
どゆこと…?
彼なら分かってくれると思ってたし、
なんなら食いついて観てると思ってたのに。
と、
勝手に舞い上がって
勝手に落胆していると、
彼が言うんです
「あれはさ、
日本人にとって衝撃だと思う、
ただ、海外の人にとっては
”あたりまえ”が溢れていて
ごく普通のことのように
映るんじゃないかな」
って、
ああ、やっぱりこの人
外国人や
脳みそが違う。
確信を持ちました
でも、
彼と観たかった理由は
もう一つあったんです
彼、会社の社長さんで
経営者さんなんですね
その分野の企業では、
地元で大きいほう
ただ、社員さんは多いほうじゃないらしく、
経理も彼自身がやっているそう
だから、繁忙期になると
現場にも出ないといけないし、
事務作業もしないといけないし、
大変そうなんです
彼は、
さっきも言った通り
日本人離れした思考の持ち主
ゆえに、
海外のほうが自分に合ってると思う
と
じゃあ、
思い切って
会社は任せちゃって
海外にヒョッて
行っちゃいましょうよって
生意気な小娘が言うわけです
すると彼は、
「それじゃ、会社が回らなくなる」
って
そこは、やっぱり経営者として
不安要素が募るんでしょうね
私も分かったような口はたたけないのですが、
内心、
ここまで作り上げてきて
会社も回るようになって、
利益が出る仕組みが出来上がったのなら
次のステップに進んでもいいんじゃないかと
もちろん、
彼がいるからこそ、
お願いしたいという顧客の方もいるでしょうし、
技術や段取りをすぐすぐに
下の方が習得できるわけではなくとも
いつまでも、
現場に出るスタイルで、
経理も自分がして、
疲弊するくらいなら
徐々に力を分散するのも
次のステージに上がるときに
求められるんではなかろうかと
外から見ていて
思っていたんですね
そんでもって、
一度目
この映画を観たときに
「これ、彼に観てほしい」
強く、感じたんです
この作品が見せてくれるのは
若いころから、生きるために
家族を守るために、
愛する人と生きていくために、
命をすり減らして生きてきた人たちが
そのボロボロになった身体になって初めて、
国は、政治は、
そんな彼らの身を粉にしてきた働き方を
評価してくれないんだと
これっぽちの年金で何ができるかと
大きな憤りと
深い虚無感を抱く彼ら
国に搾取される側の人間のままで
終わるくらいなら
最低限の生活費用をアルバイトで工面しながら、
ヴァンで土地をめぐりながら、
自給自足をしながら
”自由に”生きていこうと
そんな、
決意を固めた人たちの
生き方のワンシーン
が
詰まった作品なんです
彼にはそんな彼らの生き方を
目の当たりにして
こんな生き方もあるんだと
知ってほしかった
身体が悲鳴をあげてもなお、
働き続ける必要はないんだよって
だから彼には
特別
観てほしかった
でも、
そんな私のエゴなんて
最初から必要なくって
彼はそれ以上のことを
この作品から
吸収してた
流石やなって
ワイン一本
あっという間に
開けてしまうほど
よか晩を過ごしましたとさ
ちゃんちゃん♪
to be continued...
