やっと梅雨入りした。
夏場は特に暑くならないかと、
気候変動にナーバスになってきている。
梅雨の晴れ間に森林浴へ。
今は紫陽花や若モミジが美しい。
雨で苔も潤っている。
川がいつもより速く流れていて、
不意に光が差すと、今とても幸せだなと思える。
帰り道に寄った図書館では、
借りたい本がまだ貸し出し中。
同じ作者の別の本を探してもこれまた上巻は貸し出し中。
仕方なく下巻を手に取り、
窓際の椅子へ。
ここの図書館は光のバランスをよく考えているのか、
読書するとき、気持ちがいい。
下巻の最後の方をペラペラめくる。
ドストエフスキーの『罪と罰』
彼の書いた濃密な本の中で、
構成が1番好きかもしれない。
何よりヒロインの言動が同性の私にとってもまぶしく感じるのだ。
こういった普遍的なタイトルをつけるのって、
内容が薄っぺらいと大コケするリスクもあるのだけど、
ジャニスイアンの『ラブイズブラインド』みたく、
見事に乗り越えてるなぁ。
練りに練られた精神的拷問の果てに、
その肉体的汚辱をはるかに超越した精神的美徳により、
主人公の思想を打ち負かしたヒロイン。
年齢や経験を経るにつれて、
魅力的に思うタイプって変わるなぁとつくづく思う作品。
それにしても、ドストエフスキーは偉大である。
早く『カラマーゾフの兄弟』が読みたい。