ひろやんは富山市中心部に住んでいる。
日常の暮らしを考えると、特に不自由はないのだが、
できればもう一歩か二歩、田舎へ出たいと思っている。
この先にはコンビニもガソリンスタンドもない・・・できたらそれぐらいのところがいい。
裏山からは沢が流れ田畑を潤し細い川へ注ぎ込んでいる。
その川へ降りればいつもヤマセミやカワセミと遭える・・・
人間、いい年になれば趣味や生きがいというものができる。
賑やかで刺激的な生活がいい人もいれば、自然に身を置いた淡々とした静かな暮らしを望む人もいる。
しかし、不自由のない暮らしと満たされた暮らしの間には様々な壁が立ちはだかっている。
多くの人はその壁の高さを知っていて越えることを躊躇してしまう・・・
そんなこんなの里山で、
脚管くんご夫妻に遭った。
何かもめているのかな・・・
脚管くん、行っちゃったねー・・・
いつもあの調子なんだから・・・
脚管くんが戻って来た時には、奥さんどこかに行ってしまっていた。
山の甘い匂い、川のせせらぎ、沢の音
次々と咲き変わっていく野の花と豊かな実り
多様な生き物との出会いに溢れた里山^^
「いつでも来なよ^^」 脚管くんがそう言ってくれたんだけど・・・









