午前10時の映画祭8での上映。 
1950年作品(日本公開1951年)。 
監督:ジェセフ・L・マンキーウィッツ
脚本:ジェセフ・L・マンキーウィッツ
(TOHOシネマズ新宿 6)

 

初見、アカデミー賞作品賞の名作。

 

完璧に練られた脚本がすばらしい。

 

登場人物が総登場したシーンからそれぞれの回想が描かれ、イヴのすべてが明らかになっていく。

 

イヴを演じるアン・バクスターのどこに本心があるのかわからない演技がすばらしく、そして怖い。

 

ブロードウェイの大スター、マーゴを演じるベティ・デイヴィスの貫録たっぷりの存在感なくしてこの作品は成立しない。

 

2人ともアカデミー賞主演女優賞候補になったが、票が割れて獲得できなかった。

 

もっと早く観るべきだった。

 

マリリン・モンローも新人女優役で出演、やっぱり目立っている。