昨今、強みを伸ばすということが盛んに言われる。



自分が認識している強みを伸ばすことは非常に大切だが、それをやっていて



本当に楽しいということも気にする必要がある。



やっていて高いアウトプットが継続的に出せ、周囲からも一目置かれる分野。



これに、もう一つ、自分はこれをやっていて本当に楽しいか、没頭できているかを問う



必要がある。



こういった分野を明確にし労力を集中すると、外部への貢献や外部からの認知が高まる



だけではない、自分自身の知的好奇心も高まるのである。



そうすれば、それに付随する分野に食指が動き、インプットが増えていく、自然と。



いまの学校教育は、すべての科目をレベルアップさせることを目標にしていることが



多い。苦手な科目に時間と労力を集中させていく。これを続けると、勉強自体がいやになり



知的好奇心が減退するように感じる。



総合的に知識を学ぶことはそれはそれで大切だが、もう一つの教育の柱として



その子の本当に楽しめる分野を伸ばせる環境を作っていくことも重要かと思う。