自分の将来目標が定まると、どうしても人に言いたくなる。
それを言って、良い意味でプレッシャーを受けながらそれに向かっていく人もいる。
特に、企業で働く文脈だとそれが活きるケースも多い。
ただ、自分の中の個人目標の場合は、どうか。
これは性格によるかもしれない。外向的な人は、外界への関心が強いので
一度外部に言ったことについて、コミットメントする意欲が強くなるのでは。
”あの人に一度言ってるしな”という感覚があるのでは。
私は、内向的なのだが、圧倒的に言わない方がいいと思っている。内向的な人は。
それを言うことで、うつうつと自分で抱えてた悩みや課題が晴れるような気がして、
言ったことで、少し熱が落ち着いてしまうことがある。
振り返ると、公言した目標って、私の場合、失敗するケースが多い。
逆に言わなかったケースは、成功することが多かった。
内的なパワーを溜め込んでいる感じ。目標を立てるプロセスでの悩みをポジティブな
熱に変換して、それに向けて自分で乗り越えようとする。
一人で登山をしているような感覚。
まずは、自分の過去の成功事例を振り返り、自分の性格と合わせて分析し、
目標の公言について、よりよいやり方を選択してみるのが良いのだろう。