職場の人間関係の構築というのは、永遠のテーマ。
ここさへ良好になれば、組織に大きな影響を及ぼす。
ダニエルキムの成功循環モデルもそれを言っている。
チームビルディングやリーダーシップ開発の目的はそこに収斂されると言っても良い。
様々なビジネス本がそれを取り上げて様々な処方箋を出しているが、
私なりの考えを、今回は一対一の関係性に絞って述べてみたい。
①夢の共有
夢を語り合うまでの人間関係構築が必要だが、最終的に、この職場で何を実現したいのか
何を価値観として大事にしているのか、お互い共通点や違いについても共有していくと
良い。未来に向けた創造的な連携ができてくる。
②ランクと復讐の認識
ものものしいタイトルだが、人間関係に必ずつきまとうこの二つのワード。
上司・部下はもちろん、友達関係であってもなんとなく上下関係が作られる。
上下の下の人が、上の人を尊敬したりしてれば、何のフラストレーションも感じず、
居心地の良い関係性になるだろう。でも、これが行き過ぎたり、下の人が成長して、
相手を尊敬できなくなる場合がある。
そういう場合、今の思いと過去形成された上下関係に歪が出てくる。
それが、結果的に復讐という形になる。
上の人への反抗・攻撃となったり、関係の解消に至るケースもあるだろう。
我々はこの人間の関係性の特徴を押さえることが非常に重要で、これを理解することで、お互いの関係性をメンテナンスできる。
学生時代の先生と生徒、先輩後輩が、良い思い出になるのは、数年間の統制された上下関係が、卒業後、あまり会わなくなることで、ゆるやかに維持していくからだと思う。
動物というのは、自我がない。えさを求め、それを獲得するために連携する。そして子孫を残すためにつがいとなる。非常にシンプル。人間には自我がある。平和な世の中ではこの自我が認めらるので人間関係に悩む。その自我を表出させつつ、人間関係の連携を深めていくには、上記の二つことを意識していく必要があると思われる。