有名な経営理論の一つの欲求5段階説。
当初、これを目にしたとき、で?何すればよいの?という印象だった。
今、人事コンサルをやって、改めてこの段階説を見直す。
我々は、適性検査の一つに欲求を図るものを取り扱ってる。
その人の動機付けの要因が分かるもの。
つまり、欲求五段階説のうち生理的欲求は分からないが、残りの上四つは測れる。
マズローは、低い欲求が満たされれば、自然にその上の欲求を渇望するといっているが、
私の考えでは、人によって、一つの欲求に停滞及び固執すると考える。
安全の欲求が強い人は、それが満たされたとしても、必ずしも上にいかない。
会社で安定的に働ければそれで良いと考える。その上の帰属の欲求を渇望するとは限らない。
この適性検査で、ある集団の傾向が、安全欲求に偏っていたとする。
この組織にいくら自己実現を促すキャリア開発研修や選択型の研修を提供してもワークしない。
それよりも、より納得性のある人事制度や福利厚生。ワークライフバランスのサポートが重要で、
それを充実させることで、彼女ら彼らは、安心して力を発揮していくと考える。
組織全体のモチベーションを上げるために何をすべきか?
それは、その組織のマジョリティが何を動機付けのポイントとしているかによって変わってくる。