ある一定の仕事については、ある人しか分からないという状況。
よくベテラン社員にそういうケースが見られる。
そうすると、その社員が休んだり、急に退職する場合に大きな問題となる。
マネージャーにとっては、大きなリスクだ。
おそらく、マネージャーも、なかなかそこに介入できず、数年で異動となってしまい、
あたらしマネージャーが来ても、仕事内容が分からないので、そのベテランに何も言えず
放置してしまう。
ベテランも保身のために、あまり自分のナレッジを公開しようとしない。
会社によっては、大鉈をふるって、定期的な異動とマニュアル化を仕組み化するケースもある。
ただ、それには多くの時間とコストを割くし、仕事の内容が簡単にマニュアル化できないこともある。
では、マネジャーは、どうすればそこに介入できるか?
その仕事をより進歩させるために一緒に考えさせてくれというアプローチを取る。
という方策はどうか?
そのベテランの労をねぎらいつつ、教えを請い、改善点、効率化について、一緒に検討する。
ソフトなアプローチをとりながら、マネージャがまずその仕事のナレッジを吸収する。
そうすれば、業務知識も揃い、ベテランもマネージャーに相談に来るようになるだろうし、
管理側も、急な退職についてもリスクヘッジができる。
ベテランの方も、勿論保身から開示したくないという気持ちもあるが、
自分が作り上げた仕事のプロセスを、だれかにわかってもらいたいという気持ちが少なからずあるはず。
そこを、マネージャーは承認し、感謝を伝えながら、やり方を紐解いていく。
一方的に、マニュアル化しろだの、共有しろだの、言えば、プライドのある人間ほど反発したくなる。