組織を活性化させるためにはどうしたらよいか?
一つには、メンバー個々の行動や意識を分析し、あるべき方向性に向けて仕掛けをする。
ただ、あるべき方向性とはどんなものか。
チームメンバーはどのような行動・意識が求められるのだろうか。
チームというのは、私は、四つの視点があると思う。
①相手の意見を受容する
→普段のコミュニケーションの中で、一方的にならず、相手の意見を聞き出しながら
双方向に議論しお互いの納得性を高める。
②お互いが切磋琢磨し、成長イメージを共有している
→単に今の仕事を片付けるのではなく、メンバー個々人が2年後3年後の自分の成長イメージを
持ち、それを共有し尊重しながら仕事を進めていく風土。管理職はもちろんそれを支援していく。
③現業のPDCAをしっかりと回し、しっかりとタスクを管理していく
→組織には厳しさも重要。納期管理をしっかりし、成果を出しそれをレビューしていく。
場合によって、お互いが厳しく指摘し合うことも必要になる。
④環境変化を予測し、将来のあるべき姿をみなで描く
→ビジョンが明確になって、それをみんなが共有すれば、日々の仕事の意義や判断軸にもなる。
②であげた自分の成長イメージとの整合性がつけられれば非常に大きなモチベーションとなる。
この四つの観点のバランスが崩れると強いチームにはなれない。
多くは下記のように偏りが生じる。
【トップダウン蛸壺組織】
③④>①②
昨今の日本の組織に多い。人が疲弊し、パフォーマンスが維持しない。
→メンバー間の関係の質を上げていくアプローチが必要。
→ワークショップ型研修を入れ、本音で話し合える風土を作る。
【ゆとり・成果二の次組織】
①②>③④
ぬるま湯状態。居心地はいいが、成果は上がらない。
→組織の方向性を個人の行動に結びつける施策が必要。
→顧客を定義し、目標管理を徹底させる。管理職の強化も必要かもしれない。
【短期成果集中組織】
①③>②④
現状は一見上手く言っている。急激な環境変化に対応できなくなる。
→みんなで組織の将来像を考えていくセッションを持つ。
→自分のキャリアを明確にさせ、それを支援する研修制度を構築する。
【夢見る学生組織】
②④>①③
会社立ち上げ前の状況なら良いが、稼動してからは危険極まりない。
→戦略をどう実現するか明確に落とし込む。
→話し合いばかりではなく、行動し、少しでも良いので成果を出す。
現状の組織がいまどの位置にいるのかを把握する。
そして、その状況に応じて手立てを考えていくことが大切となる。