私のブログ記事
イノベーションを阻害する要因 の中で、
イノベーションを推進するには、イノベーション人材の発掘することが重要であるとコメントした。
では、そういう人材はどういう特徴があるのか、
私の今までのコンサルティング経験からイノベーション人材の共通項を挙げてみたい。
①知的好奇心
様々な分野に関心を持っていることが重要であるのは言うまでもない。ただ関心の方向性が重要。
改革人材は、普段のルーチンワークはつまらなそうだが、将来の取り組みや改革後のビジョンの話になると目をランランと輝かせる人が多い。そういう話になるといろんなアイディアが湧いてくる。
②フットワーク
好奇心があり、夢物語に興味があるだけでは、学生と変わらない。そのアイディアを具現化するために
素早く次のステップに移れるかどうかがポイント。こういうことがしたいが、あの人が反対するだろう、
こういう障害があるだろうと言い出し、尻込みする人間にはイノベーションの実現は難しい。
③説得力
②のところでコメントしたが、イノベーションを実現するには常に存在するであろう反対派を説得しなくては
ならない。単に自分の考えを一方的に強調するのではなく、相手の考えも受け入れながら粘り強く
合意形成を図る。また、説得力はその場の議論のパフォーマンスだけではなく、普段の仕事振りも効いてくる。”あいつの言うことなら協力してみるか”と言わしめる普段の仕事のやりとりから構築した信頼関係も
重要。
④柔軟性
③と少し被るが、だれでも自分の出したアイディアは大切にし変えたくない。でもそれに固執していては、
いろいろと不具合が出る。もっと良いアイディアを求める謙虚さが必要。人の発想の良い部分を受け入れ
一緒にアイディアをブラッシュアップしていく。組織イノベーションはそんなスタンスが必要だと思う。
以上、4つほど挙げてみた。
こういった人材は、業務管理が苦手だったり、上司に反発したりと評価されていないことが多い。
逆に言えば、いま評価されている人材には、改革できる人材は少ないと思われる。
上記の四つの視点に当てはまるような人材がいたら、思いきって、新規提案の仕事を任せてみるのも手
かもしれない。