若年層の社員の離職理由の一つに、仕事の負荷によるストレスというものがある。
私のクライアントでもそれが増えてきており、新卒採用時に“ストレスに強い人材”を見極めるには?
という質問が寄せられる。
新卒でストレス耐性を見るときは、二つの観点がある。
一つは、実際に困難に直面したときに、それを冷静かつ前向きに捉えられるか。
顧客からのクレームに対して感情的にならずに、顧客対応の向上のためと思いながら話を聞ける必要がある。
もう一つは、その状況をどう打開していくか、いわゆるストレスコーピング。
このストレスコーピングが非常に重要で、困難な場面で適切に問題解決に向けて行動をとれるかどうか。
上記の例でいえば、顧客からのクレームが自分で抱えきれるか、周囲の支援を得るべきかを的確に判断し、
必要に応じて、上司や同僚の協力を引き出していくことが重要である。
単にストレスに強い人材であれば、もしかしたら、顧客の気持ちが鎮まるまで、じっとこらえる、嵐が過ぎ去るを
待つのみかもしれない。
新卒採用のときは、アセスメントや面接で上記の二つの観点をバランス良く評価していく必要性があるかと
思う。