対戦する機会に備えてまとめてみる。2000年当時とは考え方が大きく変わっている。

 

 どうやって勝つゲームなのか?ダメージソースを大きく分けてみる。

  1. 超能力技生当て
  2. 近距離の殴り合い
  3. 確定ブレイク連携

こんなところか。

 超能力技生当てについて。このゲームで汎用性が高い攻撃手段はクイックダッシュ(QD)である。基本になるのはそこからの弱攻撃起点のコンボ。QDを始める距離にもよるがサイキの中では攻撃発生が早い部類に入るので他の多くの行動を先に潰しやすい。が、ダメージソースとしてどの程度信頼できるのか?このゲームには回避バリアというシステムがありコンボを途中からガードできる。その場合殴り部分のみのダメージとなり投げよりも安くなってしまう。

 これに対して単発の超能力技当ては回避バリアでダメージ軽減しようがない。読みが通ればまとまったダメージが約束されコンボに比べてダメージ効率は良いと言える。

 

 近距離の殴り合いについて。中距離からQDで殴り掛かって‥‥という意味ではなくQDせず攻撃ボタンを押しても殴り攻撃が出るくらいの距離の攻防。近距離では視認してから対処できない発生の早い攻撃や行動が活きる。よって読み合いを起こしやすい。バリアガードというほぼ完全防御があるサイキでは、中距離で一方が守勢に入ってしまうと崩しがほぼ不可能になってしまう。なので近距離で読み勝ってダメージをとることに意味は大きい。

 

 確定ブレイク連携について。できるキャラは限定されているが超能力技とバリアブレイクの同時攻撃。削りかブレイク、どちらかのダメージを必ずもらうことになる。一般的な格ゲーの中下段同時攻撃みたいなものか。相手は確定連携を阻止するべく何かアクションを起こすしかなくなり、そこで何かしら読み合いやダメージチャンスに繋がる。むしろこっちが本命とも言えるか。

 

 細かい部分を見ていくといろんな技や攻防があるわけだが、最終的にこれらのどこかに着地させるという意図をもって攻略を立てていくといいんじゃないだろうか。軸がある攻略は強い。