単利ならば合計損益は等差数列の和Snで表される。投資元本を初項1、ワントレードの期待利益がd%なら等差はd。

An=1+(n-1)d

 

 複利ならば合計損益は等比数列の和で表される。期待利益をr%とすると等比は1+r。

An=1*(1+r)^n-1

 

 これらを d=r として比較すりゃいいんでしょ。

 

単利 1+(n-1)d

複利 (1+d)^n-1

 

 俺は累乗が入った式の計算できんぞ…これ高校でもやらんよね?猿でもできる定数の代入をして比較してみる。長期的に勝ってるなら累乗される複利のほうが明らかに利益が大きくなるのは想像できるので、負けてる場合を考えてみる。

 

期待利益-0.5%で100トレードした後の残高

 

単利 1+(100-1)*-0.005=0.5050

複利 (1-0.005)^99=0.6088

 

単利は50.5%になり、複利は60.88%になった。損失が軽く済んだのは複利のほう。

 

これ確かnが極端に小さい場合は単利が有利になる場合もあったはずだけど、基本的にトレードをそんな短期間で考えることはないから無視しちゃってもいいでしょう。つまり基本的には単利よりも複利が有利。常に複利計算でトレードするのが理想的。

 

(計算ミスしまくって疲れた)