東京では使える猪瀬知事 | 経世済民懇話会

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日本の国のかたち。『経世済民』世を經(おさ)め、民を濟(すく)う。

スーパー自治体の長としてなら一定の評価をしてもいい。しかしその程度であって、それ以上ではない。東京は東京であって、他の都市にはない特色がある。その特色を活かして行政を改革をされたらいい。その特色とはズバリ自主自立可能な税収額である。

同様に、本来は大阪都構想なるものを実現して、大阪改革を進め、地方から権限とカネをよこせと叫ぶ程度の人であったなら一定の評価ができたであろう。中央にすれば厄介な人物ではあるが、その厄介者が国政に出てくるというから余計なのである。そしてこの猪瀬なる人物を重用してきた人物と結託して、日本を奈落の底に落とそうとしている。まさに弱り目に祟り目とはこのことである。

橋下と石原、この両者に共通する思惑はなにか?一言でいうならば権力欲である。この国を変える、中央官僚体制の打破だ、統治機構の改革だ、維新だ!と叫んだところで、その先に国民の安全で豊かな暮しがあるのか。

石原は都知事辞任の記者会見で後任は?の質問に「猪瀬でいいんじゃない」と言っていた。作家から小泉・竹中路線で重用され、東京都副知事にまで登りつめ、都知事を目指す、猪瀬。結構なことである。

構造改革、財政均衡主義、小泉・竹中から橋下・石原へ。そしてその背後にまた竹中がいるではないか。競争主義の先に国民の幸せがあるなら、弱肉強食のその過程を含めて語れ。猪瀬は東京の仕事だけでいい。