孔子の名言・格言 | らい氏のブックマーク

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気になったことを書いています。

孔子の名言と儒教にふれる機会があったので、その時にメモをしたのをブログに残しておこうと思います。

 

ビジネス業界でも「儒教」の倫理観が注目されています。

 

 

・孔子(こうし)とは どんな人物なのか 

 

孔子は、古代中国に生まれた思想家・哲学者です。

 

人を愛することを基本とする「仁」と、外見的な秩序を意味する「礼」を重視した教えを説き、後に「儒学」「儒教」の始祖と呼ばれました。

 

 

 

孔子は、古代中国の春秋戦国時代の末期に、現在の山東省・魯(ろ)で生まれました(紀元前551年頃)。

 

孔子は成人すると、魯の役人として、貨物倉庫を管理する職を得ます。

 

44歳になると、役人としての職を辞してしまいます。再び幅広い知識を学ぶとともに、多くの弟子の教育・育成に力を注いだのです。

 

50歳を過ぎてからは、再び魯(ろ)の官僚として仕えました。

 

孔子は腐敗した魯の政治を改革しようと奔走しましたが、対立派の反撃もあって思うように進まず、紀元前497年に官を位を退いて弟子とともに諸国を遊説します。

 

74歳で生涯を終えます。

 

 

 

・儒教とは 

 

 

儒教とは、人間の中の徳性(五常)を尊ぶことによって、
さまざまな人間関係(五倫)を円滑に維持することを目的とする教えです。

儒教では、人間の尊ぶべき徳性を仁、義、礼、智、信の「五常」としています。

「仁」とは、人への思いやり。愛。儒教の根本をなす。
「義」とは、損得にとらわれない、人のすべきこと。情に流されやすい仁を抑える。
「礼」とは、仁を行動で表す、具体的な慣習、礼儀作法。
「智」とは、学問に励むこと。是非善悪を判断する能力。
「信」とは、約束を守ること。誠実であること。

また、儒教では、人間関係を大別して「五倫」と呼んでいます。
五倫とは、「父子の親」「君臣の義」「長幼の序」「夫婦の別」「朋友の信」の5つです。

 

引用:「儒教」を誰にでも簡単にわかるように説明して下さい。

 

まとめると、

儒教は、人間が「本来あるべき姿」を説いた教えです。


■ 「五常」(仁・義・礼・智・信)

■ 「五倫」(親・義・別・序・信)

 

 

・孔子の名言・格言

 

ボクの好きな孔子の名言・格言 5選。

 

 

・止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい。

(ゆっくりでもいいから、いつも前に進むことを意識する)

 

・過ちて改めざる

(誰でも過ちを犯すが、それに気づきながらも改めようとしないことこそ、本当の過ちである)

 

・成功者は必ず、その人なりの哲学をもっているものだ。
その哲学がしっかりしているからこそ、成功者の人生は揺るがないのだ。

 

・良薬は口に苦くして病に利あり、忠言は耳に逆らいて行いに利あり

(良薬は、苦くて飲みにくいが病気には効く。よい忠告は、聞くのはつらいが反省し行いを正せば、自分のためになるということ。)

 

・子曰く、学は及ばざるが如くせよ。猶(なお)之を失わんことを恐れよ

(学問をするとき、自分はまだ十分でないという気持ちをいつも持て。しかも、得たものは失わないと心掛けよ。)