「マーケティング」消費者インサイトについて | らい氏のブックマーク

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気になったことを書いています。

マーケティングの話で、読んでいて面白いなと思ったのでブログに書き残しておきます。

 

 

・ 消費者インサイトとは?潜在ニーズとは違う?マーケティング戦略で役に立つ消費者の知られざる本音

 

まずは、

 

ニーズとは、必要、要求、必要なものを指します。

 

マーケティング用語に「ウォンツ」「デマンド(需要)」ニーズと同じように使われてたりするのですが微妙な違いがあるので間違わないでください。

 

「ニーズ」(必要性)欠乏を感じている状態

「ウォンツ」(欲求)ニーズより更に具体的な行動を指します。

「デマンド」(需要)購買力を伴う欲求

 

 

 

消費者インサイトとは、消費者自身が無意識のうちに抱いている本音や感情のことです。インサイトとは、「洞察」や「本質を見抜くこと」を指します。

 

マーケティング用語としては、ユーザーインサイト・消費者インサイト・顧客インサイトと呼ばれます。

 

 

消費者インサイトは、よく言われる「ニーズ」の中でも「潜在ニーズ」に近い意味をもちますが、潜在ニーズよりもさらに無意識の深い領域にあるものとして区別されます。

 

 

 

・ニーズを捉えるだけでは不十分になってきた

 

「顕在ニーズ」とは、既に本人も理解しているニーズや欲望です。

 

例:「もっとこのサービスのカスタマーサポートが丁寧だったらいいのに」というように、本人も自覚している思いです。

 

 

 

画像はブランディングとは?ブランド構築の手法や様々な種類をご紹介から

 

「潜在ニーズ」とは、本人は理解していないがインタビューなどで、引き出すことができるニーズや要望です。

 

潜在ニーズは前述の氷山に例えると、水面下にある部分となり、表面上はみえていないが、確かに存在している部分にあたり、顕在ニーズよりも潜在ニーズのほうがウェイトは大きいといわれているため体積も大きくなっています。

 

 

「消費者インサイト」とは、顕在ニーズよりも更に深いところにあり、消費者自身にすら感知されていないような思いです。

 

「本人も理解していない本音や深層心理にあるもの」です。

 


表面に見えている顕在ニーズの水面下には潜在ニーズがあり、そのさらに深い部分にはインサイトが隠れているのです。

 

つまり、マーケティング側が洞察力に基づいて消費者の生活環境や状況を把握し、それによって得られた消費者の本音を理解することで、最終的に消費者の行動を働きかけるという流れにます。

 

消費者の本音が行動へと移行する理由がわかれば、それをもとに購買意欲へと促す商品・サービスの開発につながりやすくなります。

 

 

このインサイトをうまく利用しているのがTikTok(バイトダンス)だと思います。まったく関係ない広告が流れてポチとかライブコマースですね。

 

ユーザーが楽しんで視聴する動画そのものがマーケティングとして働き、そのまま一連の「流れ」で商品を購入します。

 

 

 

バイトダンスは、2024年にはYouTubeの広告収入を超えるのではと、噂がでているほどです。

 

 

 

 

 

・消費者インサイトを発見するためには、以下の4つの手法  

 

消費者インサイトを発見するためには、以下の4つの手法が有効と言われています。

 

  1. ソーシャルメディア分析
  2. MROC
  3. 行動観察調査
  4. インタビュー調査

 

 

・ソーシャルメディア分析

ソーシャルメディア分析とは、ソーシャルメディアで発信されるユーザーの声や投稿を分析し、マーケティング戦略やビジネス上の意思決定に役立てる手法。

 

・MROC

オンライン上に設けたコミュニティで消費者のインサイトを探索するリサーチ手法。

 

・行動観察調査

消費者の実際の行動や環境を観察することで、深層心理や潜在ニーズを把握する調査手法。

 

・インタビュー調査

対象者にインタビューを行って情報を集める調査手法。

 

ほかにもあるので、

 

・VOC分析

顧客の声を収集・分析し、商品やサービスの改善に活かす分析手法。

 

・カスタマージャーニー調査

顧客の商品やサービスの利用に関する一連の行動や思考を分析する。

 


(感想)

なぜ「消費者インサイト」について書いたのか?なんですが

 

お昼に読んでいた潜在ニーズとは?潜在ニーズの引き出し方や顕在ニーズとの違いを解説!ビジネスにおけるインサイトの意味・重要性と効果的な創り方とは?


インサイトが注目されている背景で、

消費者が「現状欲しがっているもの」を売る手法から、「本音で実は求めているもの」を提供する手法への切り替えが求められていく

 

従来のように消費者のニーズを探し当てようとするのではなく、需要を創り出す重要性が増しています。

 

顧客・消費者の本質的な願望を深掘りし、「欲しいと気付いていないもの」を先回りして提供するためには、インサイトを創り出していく必要があるのです。

 

あ!確かにそうかもって感心したから、ブログに書き残そうと思いました。

 

 

[おまけ]

これ↓条件はあるけど激アツ(TikTok)

2023.8.29

一定条件を満たしたクリエイターは自分の動画を通して報酬を得られるようになる「Creativity Program Beta」新しい収益方法も公開しました。

 

つまりTikTokも儲かりライバーも儲かるWin-Winの関係。