今週水曜日~木曜日と、
もう連続4回続いている毎年恒例、高齢の両親を連れての
≪第四回、冥土の土産&遺影撮影会≫
旅行へ行って来ました。
前日から少し大きめのレンタカーを借り、
朝早く高齢の両親をピックアップし北陸(芦原温泉)へ行って来ました。
体力的にも弱っているので、
300㎞以内の4時間以下の場所で限定するというコンセプトで今回は北へ向かう事としました。
≪第四回、冥土の土産&遺影撮影会≫
と言う事で、
今回も奮発して、旅館で一番良い部屋(勿論、露天風呂付)と食事を用意し、
『これが最後やからな!』
って何度も念を押し、、、、4回もやってるけど、、、
招待してやりました。
道中、
曹洞宗の本山永平寺に立ち寄り、お参りと蕎麦で腹を満たし、ああ遺影撮影も無事終わり、
いざ!旅館へ、、、
やっぱ旅行は平日に限るね、
何時もは観光客や宿泊客でごった返す観光地も旅館も結構空いていましたよ。
何よりよかったのは、
あれほど湧いていた中韓観光客が全くいないではないか?!
旅館も結構有名な旅館だったのですが、
『今日は珍しく空きもありますよ!』って、
ホテルは部屋も料理も風呂も大大大満足。
親父は、大きな心臓手術を2回もし臨死体験も2回して、心臓には豚の心臓弁、他に腎臓、肝臓、、、、
体中、内臓中疾患を抱えているので、
今は、好きな煙草も酒も全て断っているのですが、
嬉しかったのだろう、、、
『今日は特別や!』てことで、
その日だけ酒を解禁をしてしまう結果となりました。
これが、後に全ての元凶となる。。。
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翌朝、
朝食会場での事。
あれ?
親父が飯を殆ど食ってない
おかん『昨夜大変やったわ、お父さん夜しんどいって、、もどしたり、寒い、暑い、ってガタガタ震えてたり、、、なので深夜に露天風呂入って身体温めたり、、』
『大体、調子に乗って飲みすぎるからや、、』
親父「なんやったんやろ? 今も食欲ない」
ってのがスタート。
その後旅館を後にし、
今日の予定は恐竜博物館~鯖江眼鏡ミュージアムでオカンの眼鏡作りの予定。
で、一件目の恐竜博物館までは約40分程の道のり、
10分程車を走らせた時、
親父『○○ちょっと車止めてくれ! おしっこしたい!』
俺「わかった」
親父『なんかおかしい、おしっこ出ない!』
そして又暫く車を走らすと、
親父『○○ちょっと車止めてくれ! おしっこしたい!』
俺「またかいな!」
俺「どや? 出たか?」
親父『少しだけでた。少し楽になった』
俺「よかった」
そして又暫く車を走らすと、
親父『○○ちょっと車止めてくれ! おしっこしたい!』
俺「わかった」「止めるけど、今日は一旦やめて帰ろう!」「ちょっとこれは、、、」
そして親父はトイレへ、、、
親父『やっぱ出にくい!』
俺「膀胱炎でもそんな症状出るし、他腎臓、、、」
俺「帰ろう!」
親父『あかん!行く!絶対行く!』
※実際端折ってますが、、このやり取りが10分おきに5回程、
※帰ろう!という我々の意見に全く耳を貸さない、、変な意地を張っている。
強引に帰ろうとすれば真剣に怒る。
⇒老人性のあるあるパターンだな。
※もう恐竜博物館へ到着するので、そこのトイレで暫く様子見ようという事に、
⇒因みに恐竜博物館は岐路と同じ方向なので私も許諾した。
※しかし恐竜博物館でも親父のトイレ行きたい⇒出ない が繰り返される。
俺「とりあえず帰ろう」「ここで病院探すのと3時間かけて帰って地元で病院か様子見ながら帰ろう!」
※って事で急いで岐路に就く。
※しかし少し車を走らせた時点で親父の尿意がピークに、、脂汗出して藻掻いている
※これはあかん!救急車を呼ぶのと同時に病院を探そう、、、
と強引に判断。
しかし近所の病院は悉く診療終了か木曜日休日。
救急車の隊員と相談し泌尿器科を数件紹介してもらい順番に連絡をかける。
⇒めちゃくちゃ端折ってますが、このやり取りがそうとう大変でした。
⇒最終的にある大きな病院の泌尿器科の先生の特別な計らいで受け入れてただく事が出来ました。
⇒結果、膀胱に尿がパンパンに溜まってました。普段飲んでる腎臓と前立腺のお薬を忘れて飲んでなかった事に加え、酒による症状の急変が原因でした。
尿を全て抜いて頂き、前立腺の薬を頂いてなんとか買える事が出来ました。
⇒本当にめちゃくちゃ端折ってます。
本当に疲れました。
そんな我々の気苦労にもかかわらず、
帰路の高速で、
親父『○○腹減ったな、何処かで飯食ってかえろうや!』
俺「どの口が言うとんねん!」
※薬が効いてきた様子で尿も普通に出るようになったようです。
はああ、、、疲れたああ、、、、、
私も胃をやられたのかも知れないです。
どうも昨日から胃の調子がよくありません。
これは本当に記憶には残る
≪第四回、冥土の土産&遺影撮影会≫
でした。
最後に、
殆どの病院から拒否される中、
真摯に対応頂いた、
済州回病院の泌尿器科の先生と看護婦さん。
先生は手術の直後に見て頂きました。
感謝してもしきれない程感謝です。