今年の夏至は、昨日(6/21)だったようだ。

 

最初のドイツ訪問は、ちょうど、夏至の前後の1か月程。

フランクフルトでは、緯度とサマータイムのおかげで、日の入りが遅かった。

そのときのフランクフルトの20時は、日本の17時位の感覚。

一番夜が短いときは、23時日の入り、3時日の出、くらいのイメージで記憶に残っている。

ただ、4半世紀以上前のことなので、全くあてにならない記憶ではある。

 

実験中は、24時間交代制をとったこともある。

夜番のときは、昼間仮眠をとるのだが、

目を覚ました時にアナログ時計で8時となっているとき、

夜の8時にちゃんと起きたのか、朝まで寝てしまったのか、一瞬わからなかったこともあった。

 

なかなか、フランクフルトまで出かけることはできなかったが、研究所近くの街(車で20分くらいか?)で夕食をとったことは、何度かあった。

研究所内で3食済ませるのは、なかなか厳しい。とくに夕食は、18時頃には終わってしまうが、その時間は、体感的には真昼間なので、気が付くと、夕食の時間を過ぎてしまうことがほとんど。

 

近くの街は、広場を中心に放射状にできているが、コンパクトにまとまっている感じ。飲食店の多くは、広場に面していたという記憶。オープンテラスの店で、ビールを飲んでいる姿は、まさに、”ドイツ”。(私の勝手なイメージです。)

ただ、実際には、昼食が研究所内のドイツ料理が基本なので、

夕食は、ドイツ料理以外、とくに、中華やタイなどアジア料理を選択することがほとんどだった。

 

真偽のほどは定かではないが、当時のドイツの労働時間は、週32時間が基本のような話を聞いた気がする。

月~木が7時間で、金曜日は、4時間。つまり、週休2.5日のような感じだ。

月~木も、8時頃から働き出して、16時には仕事を終える感じなので、

仕事後の時間を有効に使えれば、充実した生活が遅れそうな気がして、うらやましく思ったのを覚えている。