今年は(も)ほぼ引きこもり生活の私。
彼岸花を目にしていません。
少し離れた店への途中、堤防沿いには毎年群れて咲く彼岸花を見ることが出来ます。
が、そちらへも出掛けないので真っ赤な花、見れてません。
彼岸花にまつわる想い出。
小さい頃綺麗に咲いた彼岸花を摘んで帰ると、母親から大層怒られたこと、ですね。
別名「死人花」「地獄花」「幽霊花」とか言われ(後で知ったことです)、墓地などにも多く咲いていたのですから、昔の人が『縁起が悪い花』と捉えていたのも無理はありません。
成長して、図鑑などを見ると曼珠沙華はかなり強い毒性を持った花、とのこと。
危険だという教えが、不吉な花として言い伝えられたのかも知れませんね。
冷夏、猛暑に関わらず不思議と彼岸の頃に咲きますから不吉なことを連想するのも仕方なかったのでしょう。
写真はシロマンジュシャゲ。リコリスの一つです。
赤い花が見られなかった今年、所用で出掛けた知人の家の庭に咲いていました。
ネットなんかで見たことはあったけど、実際に見るのは初めてで、そこにも不思議な縁を感じました。
清楚な雰囲気で、燃えるような紅の曼珠沙華とは違った美しさがあります。
因みにシロマンジュシャゲの一般的な花言葉は
「又会う日を楽しみにしてます」
まさか彼岸で会うことではないと思いますが😁
私が作ったシロマンジュシャゲの花言葉
『此岸でも彼岸でも会いたい貴方』
余談
赤い曼珠沙華の花言葉は
悲しい思い出
諦め
です。
幼い頃叱られた思い出もあり、曼珠沙華を手に取る事はありません。
花期の短い花が見事に群生しているのを見て綺麗だなと思っても、悲しそうにも見えています。