ゲーム&動画好きの息子。
ゲーム依存を家族みんなで食い止めようの巻。
先日、夜中に帰ってきたパパの
「布団にもぐってるから汗だくじゃん」
という声で目が覚めた。
隣を見ると、息子が毛布にくるまっていて、カチカチやってる音がする。
手を毛布の中に差し込むと、出てきたのはタブレット。
ショックでしたね〜
私は夜10時を過ぎると眠くなってしまうので、気付かなかったんです。
でも、夜中まで起きているお姉ちゃんたちからの密告で、軽くは聞いていましたが、実際に現場を見たら、ショックでした。
その時にパパと少し話しましたが、お互い眠いし、
「明日ちゃんと話そう」と言って寝ました。
で、翌日。
起きてきた息子に
「ちょっとこっちにおいで」と言って座らせました。
そんな状態でもゲームをやっていたので、
「1回、ゲームをやめようか。ママ、ちゃんとお話したいから」
と言うと、画面を消しました。
・ゲーム依存、という病気があること
・入院して治療しないと治らないこと
・あなたがそうなってしまうかもしれないと心配していること
・そうならないように、家族で協力して頑張りたいこと
・今ならまだ病院に行かずに克服できると考えていること
・あなたならきっとできると信じていること
を伝えました。
「嫌な予感がするなぁ」
「我慢できないと思う」
「入院は嫌だ」
「怖い」
息子は、いろんなことを言いました。
そのたびに、「そうなんだね」となるべく落ち着いて気持ちを受け止めるようにしました。
でも、やっぱり心配だし、オンラインゲームにのめり込んで、睡眠時間も食事の時間も削っていた人が死んでしまったという記事を読んだことを伝えて
「あなたがそうなっちゃったらママは嫌だから」
と話しながら、我慢していた涙が溢れてしまって…。
(まぁ、その前から泣いてはいたんだけども)
そしたらその様子を見て息子も
「頑張るよ〜」
と泣きながら抱きついてきました。
私もギューって抱きしめました。
頑張るという言葉が本人から出たので、二人で約束を決めました。
・夜10時には終わりにして布団に入る。
・ご飯、歯磨きのときは動画を見ない
・ご飯をきちんと食べる
・学校には昼からでもいいから毎日行く
たったこれだけ。
私も大概「ま、いっか」の人なので、ここは私も頑張りどころってことで、頑張りました。
いつもは「面倒くさいなぁ」と思う息子の相手もちゃんとしました。
先日図書館で借りたプログラミング系の絵本からコピーしたすごろくやトランプをやりました。
ご飯もちゃんと作りました。
夕飯は一緒に話しながら食べました。
久しぶりに、お姉ちゃんたちが小さかった頃みたいな、充実した息子との時間を過ごせました。
日曜日で仕事がなかったのも良かったです
夜も二人で急いで寝る支度をして、約束通り10時には布団に入り、一緒に本を見て、お喋りしてから寝ました。
昼間にちゃんと相手をしたからか、不思議と「動画を見たい」とか「暇」とか言われることもなく、穏やかに過ごせました。
お姉ちゃんたちも、その日はみんな10時にはリビングにおらず、部屋に入っていました。
みんなありがとう
結局私が先に寝てしまいましたが、おそらく動画を見ることはなかったんじゃないか、と思います。
(思いたい)
息子が動画やゲームに走ったのは、私がちゃんと相手をしてあげていなかった、という理由もあったんじゃないか、と自分自身も反省し、
これからはなるべく一緒に過ごそう、と決めました。
私も頑張るぞ〜