こんにちは。
先日、面白いイベントに参加してきました。

そのイベントというのが、
『みんなの学校流 どう解く?(道徳) 大人の授業参観』
です。

“みんなの学校”というのは、
実際にある大空小学校という公立の小学校の取り組みを追ったドキュメンタリー映画なのですが、この小学校の取り組みのひとつに
『全校道徳』というものがあり、
1年生から6年生の縦割りでグループを作り、そこに先生や地域の大人たちも入って、当日発表されたテーマについて話し合う
というものなんです。

ここでは
・他の人の意見をジャッジしない
・どんな意見でも言っていい
が徹底されているので、
大人からも「えっ!びっくりそれって…」というような意見が出ることもあるそうです。

それで、「これは面白そうだ!」と思った大人たちが
「実際にやってみよう!」
「そしてその様子を子どもたちにも見てもらおう!」
ということで実現したのがこのイベントです。



前置きが長くなりましたが…
今回のテーマは
『人によって態度を変えるのはダメ?』
というもの。

参加者の娘さんが「道徳が難しい!」と言って持ってきてくれたものをテーマにしました。

さて、
みなさんはどう思いますか?(笑)

私は、態度を変えない方が面倒臭くないかな、
と思います。
態度を変えると、他でいろいろ言われる羽目になったりしそうで…(笑)

他の参加者の方からは
「どっちを選択するかは、その人の自由」
「そういう態度をとった理由をちゃんと説明すればいい」
「態度を変えることによって、どんなことが起こるのか、それを経験することも大切なんじゃないか」

など、いろいろな意見が出ました。

なるほど…
そういう考え方もあるのね。

で、終わり(笑)。

まとめない。
正解を追わない。
だから「結局どうなのよ~!」っていうモヤモヤが残る(笑)
でも、そのモヤモヤを楽しむ。
自分の意見、他の人の意見を味わう。

それがみんなの学校流の道徳。

私は参加してみて、
「みんなが安心して意見を言えるっていいなぁ」
「ジャッジされないっていいなぁ」
「他の人の意見をちゃんと聞くことで、いろいろな視点に気付けるんだなぁ」
と改めて感じました。

こういう環境が学校にあったら最高ですが、
ないなら、おうちで作ってみるのもいいかもしれません。

ジャッジされないから、安心して自分の考えが言える。
『正解がない』
っていうことは
『すべてが正解』
ってことと同じじゃないかな、と思います。

そんな環境を、おうちに作れたらいいなぁって思います。

私もつい「いい、悪い」でジャッジしがちなので、そうしない場面が増えるように練習中ですウインク



さて、
この全校道徳を実際に行っている大空小学校の元校長木村泰子先生が、なんと!都内で講演してくれます!

日にちは来年の5月12日!

今、準備が着々と進行中ですよ~🎵

気になったみなさん。
ぜひ参加してくださいね。


そうそう。
イベントに参加してくれた子どもたちは、一緒に参加して意見を言ってくれたり、お菓子を食べたり、おもちゃで遊んだり、走り回ったり自由にしていましたよ。
「初対面なのに、もう馴染んでる…びっくり
と、うちの息子(年中)と三女(小5)の適応能力に驚きました。

子どもたちは、かなりのボリュームでワイワイしていましたが、集中すると聞きたい相手の声って、ちゃんと聞こえるんですよ。
なので、子どもたちの声で話し合いが中断することはありませんでした。

これも発見でした照れ