チベット2日目・ラサ
Potala Palace(ポタラ宮)へ。
1994年世界文化遺産に登録された、ラサの象徴、チベットの象徴とも言えるこの建物は紀元前7世紀に建立。
海抜3700メートルの地にあり、敷地面積は約41万平方メートル、13階建て。
Shol(ショル)とは…
もともとチベット語で「下」という意味があり、ポタラ宮の下に位置する村なのでショルという名がついたそうです。
ショルはポタラ宮に連なっており、約5万平方メートルの面積があり、チベット政府のかつての庁舎や住居が点在しています。
今現在、ダライラマ14世はインドに亡命中ですが、彼の政治と宗教の師となる2人は今もなお、このポタラで生活を続けているそう。
この門は1996年から開放されていない。
ポタラ宮の中心にある赤い部分と、それを取り囲む白い部分に分けられるのですが、それぞれRed Palace(紅宮)、White Palace(白宮)と呼ばれています。
Red Palaceは17世紀にダライラマ5世によって建設。
White Palaceの左側Collegeの機能を持った部分はダライラマ6世によって、右側、黄色の窓ほうは19世紀にダライラマ13世によって建設。
Red Palaceの赤は壁に色を塗っているのではなくて、こんな感じになっています。
チベットでは日本のように大きな地震が起きることはないので、このポタラ宮はセメントなどを一切使わず、自然の土などしか使っていないのだそう。
昔、馬をここにつないでいたらしい。
この絵はすべて天然石を使って色付けしてあるのだそう。
この入口は僧侶専用なので一般の人は通れません。
そしてここからいよいよポタラ宮の中へ入っていきます。
と、ここで入場料200元。(100元から値上がりしてるーーーー!)
ここに入るには、外国人は事前に予約が必要で、建物内を見学できるのは1時間のみ。時間厳守しなければガイドが罰せられるぐらい厳しく取り締まられているので超絶ハイペース。
しかも、チベット・ラサの標高は3650メートルなので、ここに来るまでに階段登って息が上がってるのにハイペースって。
ってことで中行くのやめました(笑)
というわけで、ポタラ宮周辺の散策開始です。
ポタラ宮の周辺は昼夜を問わず巡礼者でいっぱいです。
いかにチベット仏教が彼らチベット族たちの生活に溶け込んでいるのかがよくわかります。
チベット仏教の拝礼といえば五体投地
全身を地に投げ伏して行うこの拝礼。
この流れを108回続けるそう
そして、パレスをぐるっと取り囲むようにしてある金ぴかのこれがマニ・ラカン
表面に描かれているものは「スン」と呼ばれる経文で、心身込めてマニを回すことで回した分の真言を唱えたと同じ功徳があるといわれています。
そしてこの写真の人が手に持っているものがマニ・ラコーと呼ばれるもの。
私もマニをしっかり回してきたつもりだったけど心身込めれてなかったわ…
そして裏にあるマーケットへ。
おいしそうなパンやフルーツ。
ヤクチーズ
リンゴを食べながら歩く。
服なんかも売っています。
かわいい柄のポンチョを見つけたので2日通って160元を70元までバーゲンしてゲット。
きっと中を見ればもっとポタラ宮のことやチベット仏教について詳しく書けたんでしょうが、ポタラ周辺をゆっくり散歩するのも楽しかったです!
ここからバスを使ってゲルク派四大寺院のうちのひとつセラ寺に行けば、チベット僧たちの問答を見ることもできますよ。