キッチンのレンジフードとベランダに温湿度&電流センサーを付ける | ♪高橋裕美のブログ

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 調理中や湯沸かし中には換気扇を点けてくれればいいのだが、どうしても湯気が沢山出たり魚焼きの煙が出た時しか点けず、出てからではなかなか排気するのは大変なのによく回さないで止めてしまう。

 その為にキッチンのドアを開けたままや調理後ドアをすぐに開けてしまうと他の部屋や特に2階にまで湯気や匂いがタップリと回ってしまう。

 その為に今回は直接レンジフードに温湿度センサーと、換気扇動作確認用の電流センサーを取り付ける事にした。

 電源はレンジフードで使用しているコンセントから取る事とし、そのコンセントの線材に電流検出用のCTを取り付け、更にレンジフードのサイド側に温湿度センサーを取り付ける。

 今回使用した物は上図の様に、いつものM5StickC PlusをベースにいつものENV.Ⅲ温湿度センサーを使用。

 このセンサーにはI2Cケーブルが付いているが、今回はレンジフードの内部から外部へとセンサーを引き出すために、別売のI2Cケーブルで1mの物を購入して接続する。

 1mで足りない時には2mもある為に、予めに用意しておく。

 そして電流センサーは交流用I2C接続の物を使用したが、今回のセンサーにはI2Cケーブルは標準で付いていなかった為に、温湿度センサーで余った付属のケーブルをそのまま利用した。

 レンジフードを開けてみると意外とガラガラで、しかしコンセントはスイッチボックスを付けてあげたのに取り外されてブラブラに引き出したままで取り付けてあった。

 コンセントは1口でなく2口だった為に、レンジフードの他にUSBのACアダプターもそのまま取り付けられた為にそのまま利用。

 今回は温湿度センサーと共に電流センサーと2つのセンサーを使用する為に、I2CのHUBを使用してch0とch1を使用した。

 温湿度センサーはレンジフード上部にある天井との隙間からI2Cケーブルを通して、レンジフードのサイド上部にセンサー自体をぶら下げた。

 当初はレンジフードに穴を開けないといけないかと思ったが、意外とI2Cケーブルが通る隙間位はあるもので、しかしI2Cに付いているコネクターは通らない為に、レンジフードを開けた面からI2Cケーブルだけをスライドして入れ込む様にする必要がある。

 そして電流センサーは上図の様なCTの先端が開く物の為に、電源の線材を取り外さなくても取り付けられるタイプである。

 種類も20Aと100Aの2種類しかなかった為に、とれあえず20Aを使用してみたが、レンジフードの電流が検出できるかどうか不安ではあったが、何とか検出できることが分かってよかった。

 CTは上図の様にACコンセントのケーブルにクランプスるだけだが、2つのうちのどちらかだけをクランプして、2つ同時にはクランプしない様にする。

 そしてM5StickC Plusに電源をいれてみてレンジフードの電流を見てみたが、低速で0.5Aで高速で0.8Aであった。

 実際にはM5StickC Plus用のUSBタイプACアダプターの電流も加算されているが、センサーでは検出できないほどの電流の為に換気扇を停止させると0Aと表示される。

 実際にデータを記録させて見てみると、上図の様に低い方のグラフは0.5Aとなっており・・・

 高い方のグラフでは0.8Aになっている事が分かるが、数日間動作させてみたが同じ様な結果でこの2つの電流値で換気扇の動作がン九人できる様である。

 通常は温度と湿度だけなのだが、今回は電流値もある為に上図の表の

一番下にある様に、温湿度と電流と周波数を表示してみた。

 温度と湿度は全センサー表示ページにもグラフとして追加したが、沢山グラフの線がある見難い為に・・・

 換気扇の電流とキッチンとレンジフードの湿度をまとめたマ゛ラフ表示を追加して、レンジに吹き上がった湿気とキッチンへの湿気の回り具合を見れる様にしてみた。

 更に・・・

 キッチンのドアを開けておいた時の1階の各部屋への湿気の回り具合を見れる様にしてみたり・・・

 2階階段の踊り場や、通常開けっ放しの2回東洋間の湿度も見れる様にしてみた為に、これらにより換気扇の使用状況によりどれだけ他の部屋に被害が及んでいるかを可視化できる様にしてみた。

 

 そして3月にもなり、そろそろ暑くなる季節が近づいて来た為に、2階のベランダもだいぶ前に塞いだ為に夏場は結構暑くなる。

 その為にどんなものかとベランダにも温湿度センサーを取り付けた。

 こちらにもI2CのHUBを使用して、温湿度センサーを2つ接続してが上図がそのうちの2階和室内にある温湿度センサーで、I2Cケーブルが長くて邪魔になる為に一番短い物を購入して使用している。

 そしてベランダにはアルミサッシの隙間を利用して上図の様にぶら下がる感じで取り付けているが、直射日光が当たり高温になる為に壁やサッシに固定するとそれら自体の温度になってしまう為にあえて宙吊りにしてある。

 そしてセンサーを取り付けて数日後には、3月16日だというのに40度越えと言う日があった事が記録されていた。

 また、温度が上がる際には上下しながら上がっているが、おそらく雲で直射日光が当たったり陰ったりしている為に上下すると思われる。

 

 更に、コタツに石油ファンヒータの熱を入れ込むダクトを使用している為に、親がガンガン熱くする為にコタツ内にも温湿度センサーを取り付けてみて、どれだけ上がっているのかも見てみた。

 そうしたならば42℃と熱い風呂ぐらいの温度になる事が分かったが、のちに60℃越えになっている事もあった為に注意する様に言っておいたが、その後も少し監視しておかないと火災の原因にもなりかねない為に要注意である。