以前はSX2を多用していたが、やはり液晶はフルHD表示の方が良く、しかしそうなると中古でも結構高価になってしまう様である。
中古PCの依頼もあった事から色々と探してみたら、動作するがジャンク扱いのSZ5が比較的安価に買える時がある為に今回使ってみた。
だが、やはり中古だとキーボードのテカリや文字消えやキートップ破損等がある為に、キーボードは最初から交換しようと探してみたらオークションで新品のSZ5/SZ6用のキーボードが3千円台で販売されている為に、最初から交換するつもりであえて動作するジャンク品を探した。
そして入手したキーボードが上図で、白と黒がある為にあえてシルバーボーディーに黒いキーボードなんかも良いかも知れない。
専用品なのでもちろんキー配置も全く同じで、純正品と全く同じ形状で本体に付いているキーボードとまるっきし交換と言う事になる。
キーボードの裏側は上図の様になっており、中央にはフィルム線が出ておりこの長さも純正品と全く同じである。
このSZ5のキーボードは両面テープで固定されている為に、最初の取り外しには細いマイナスドライバー等でテコにしてキーボードを持ち上げる様にして剥がす為に、テコにする部分には上図の様に厚手のテープを何重かに重ねて貼り付けておく様にする。
再利用しないのであれば綺麗に剥がそうとするとかえって面倒になる為に、取り外すキーボードは壊してしまう様にした方が良いだろう。
キーボードの横から軽く持ち上げると、上部のスイッチの接点部分であるシートが外れる様になり、一緒にキートップもバラバラに剥がれて来る様になる。
これをキッカケに接点用のシートを持ち上げると上図の様に剥がれて来る為に、反対側まで全て剥がしておく様にする。
剥がす途中ではキートップの幅が広いスペース等のキートップのウラン側には上図の様な形状の金具が入っている為に、バラ撒いて足で踏んでケガをしない様にする。
キーボードの中央付近にはフィルム線がある為に、今回バラした感じでは接点シート側にフィルム線が使用される為に、強く引っ張らない様に注意する必要がある。
接点シートを剥がしたら、今回は一番下にある金属シートを上図の様に剥がすが、軽く丸める様にして剥がして行くと剥がし易いだろう。
最後にフィルム線を静かに持ち上げて、上図の様にテープで貼り付けてある部分を取り外しておく様にする。
キーボードを取り外すと上図の様に中央付近にあるコネクターからフィルム線が出て来ている為に、今度はこのフィルム線を取り外す。
コネクター部分はフィルム線が無理に引っ張られてコネクターが破損してしまわない様に更にテーピングされて固定されている。
このテープは再利用する為に上図の様に4方の一辺は貼り付けたままにしておくと良く、この部分のテーピングを取り外すと中に折り込まれていたフィルム線を引っ張り出す事ができる。
コネクターは上図の様に通常はフィルム線を固定してあり抜けない様になっているが、固定力が低い為に引っ張ってしまうと簡単にフィルム線が取れる様になってしまう可能性がある為に注意する。
このコネクターのフィルム線をロックしている部分を解除するには、上図のマジックで2本線が書いてある部分の白い樹脂部分をいろい部分から引き離す様に数mm移動させる。
ロックを解除すると上図の様に白い部分が黒い部分から離れる様になり、フィルム線を軽く引っ張ると上図の様にコネクターから抜けて来る様になる。
新しいキーボードのフィルム線は真っすぐになっている為に、上図の様に折りたたむ様にして取り付けるが、最初から折り曲げのクセを付けなくともコネクターに挿し込んで固定してから押し込んだ方が良いだろう。
とりあえずはーボードを取り外した部分にはゴミが沢山落ちておりものすごく汚い状態になっている為に綺麗に掃除しておく。
それと同時にキーボードを固定していた両面テープも残っている為に、これらも綺麗に剥がしておく様にする。
掃除が終わって両面テープも綺麗に剥がれたら、新しいキーボードのフィルム線をコネクターに挿し込んでロックしておく様にする。
その際には上図の様に新しいキーボードは液晶側に置いておき、フィルム線がコネクターに挿し込み易い様にしておく。
コネクターにフィルム線を挿し込んで固定したならば、今度は上図の様にキーボードを手前のホイールパッドの上に移動して、上図で見てキーボードの入る手前側にキーボードを合わせて、その時に間に合うフィルム線を残して長い部分はコネクターの穴に折り込んでしまい、剥がしていたこのコネクター部分のシールを貼り戻して固定しておく。
ここまで完了したら上図の様にキーボードの裏に付いている両面テープの剥離紙を剥がしておく様にする。
上図の様にフィルム線はダブつかない様にする必要があり、もしも気になる場合には両面テープの剥離紙を剥がす前に一度キーボードを入れてみると必要な長さがわかるだろう。
キーボードの手前側になる部分には上図の様な突起が左右にあり、キーボードを本体に取り付ける際には先にこの爪が下になる様にして本体に挿し込んでからキーボードを倒して行き両面テープを貼り付ける様にする。
爪部分が上手く入っていないと全体的に液晶側にズレたり、上図のホイールパッド側のキーボードが大きく浮いていたりする為に注意する。
うまくキーボードが収まったならば、キーボードが壊れない程度の力で押し付けておき、両面テープがしっかり貼り付く様にしておく。
取り付けが終わったならば、Windowsを立ち上げてメモ帳等で正常に全てのキーボードが動作するかどうかを確認しておくと良いだろう。
キーボードの配線はマトリックス状になっている為に、上図の文字位テストしておけばほぼ大丈夫だろう。