昨年あたりから社内のPCもWindows10に入れ替えている様だが、ほとんどがWindows7のOSだった為に無償アップグレードの様である。
そんな中でWindows10にしたら遅くて使い物にならないと言っていたノートPCが多数出て来て、Windowsの起動だけでも遅い他にアプリの起動までもがかなり遅くなってしまっていた。
そんな中で見た事が無いノートPCがあり、DELL製のLATITUDE E5530のi7が2台あり、i7でこれだけ遅いといつものメモリーは足りずにHDDが遅いと言った所だろうと・・・
i7とは言えどもパナのレッツノートSX2と同じ年代だろうか、i7も4コアでなく2コアであるものの3GHzと高速な事と、ノートPCでは珍しく15インチでフルHDと言う事で為に生かしてみる事に。
そしてメモリーを見てみると4GBとかなり少なく、Windows7でも8GBは欲しい所だが、OSも32bitと言う事で4GBまでの認識の為に増設しなかったのだろう。
これまた偶然かレッツノートのSX2と同じ規格のメモリーが使用されていて、1.35Vで動作している為に余っていたローパワーの4GBを2枚入れ替えて使う事にした。
スロット2が空いている為にスロット1の4GBはもう一台が同仕様の場合にはこちらに入れて2台共に8GBにしてしまおう。
グラフィックスを見てみたらこちらもレッツノートのSX2と同じタイプが使用されている様で、メモリーを8GBにしてSSDにすれば間違えなく使える様になるだろう。
その前に2台中の1台はバッテリーがダメになっているのか充電が完了せずにバッテリー警告が出たままとなっている。
その為に安価だった為にオークションで新品を買って入れ替えたのだが、元のバッテリーと全く同じでバッテリー警告が出たままである。
もう一台のバッテリーを入れても同じで、充電回路でもやられてしまったのかと充電器を入れ替えてみたら症状が逆転した。
同じ本体なのにACアダプターのサイズが小さいなとは思っていたが、更に上図の様にガムテープが巻かれていて落として割ってしまったのかと思っていたが、よく見てみるとDELL製ではなくHP製になっている。
ノートPCの方を確認してみると上図の様に19.5Vで3.34A/4.62Aとなっているが・・・
ACアダプターのガムテープを剥がして見てみると、18.5Vで電圧が1Vも低いうえに電流も3.5A/3.5A大きい方で1Aも低くなっている。
何故このメーカー違いのACアダプターを使用しているのかはわからないが、おそらく壊したか壊れたかでたまたまDCコネクターが入ったのでそのまま使っていたのだろう。
しかし、バッテリーランプが点滅したままで充電も全くできず何とも思わなかったのだろうか?
しょうがないのでバッテリーを買った他に、オークションの中古で安価だった為に純正のACアダプターを買う事になり解決!
余分な物まで買ってしまったが、パーツの交換は簡単で裏蓋は2つのネジを外してスライドするだけで上図の様にほぼ全て見える様になる。
メモリーは左側の2つでDDR3Lのローパワータイプを2枚セットで入れ替えたが、上図ではもう交換後な為に違うメモリーが入っている。
右側のメモリーはローパワータイプでないDDR3の同仕様メモリーが入っているが、ここ1~2年はずっとレッツノートのSX2を立ち上げて来た為に、予備に用意してある物である。
薄型とは違いこのノートPCでは上図の様にメモリースロットが2つ段違いで付いており、交換が簡単で助かる。
そして中央にHDDが付いているが、上部の2か所だけで固定してあるのかと思ったら、左右にも2か所固定してある。
4つのネジを取り外したら下側にある半透明な物を引き上げ、真下の方向にスライドするとHDDのSATAコネクターが外れる様になっている。
HDDは上図の様に取り付けブラケットに固定されている為に、SSDにする際にはこのブラケットを組み替えておく。
あまりアクセスが遅いのでHDDだろうと思っていたら、取り外してみて初めて気づいたがLITE-ON製のSSDが搭載されていた。
しかし128GBで遅い為に500GBのSSDと交換する事にした。
とりあえずはHDDに入れ替えて、OSが32bitだった為にDELLのWindows7 64bitのリカバリーディスクで一度再インストールする。
Windows7のOSインストールディスクは同じデザインで32bit版と64bit版がある為に、インストールの際には間違えない様にしないとWindows10の無償アップグレードでは32/64bitの入れ替えはできない為に注意する必要がある。
後はマイクロソフトのサイトからWindows10のISO版をダウンロードしておき、とりあえずディスクに焼いておいた物からインストールした方が多少は早くインストールできるだろう。
ただ、オンラインでインストールしないとドライバー等が入らなかったりする可能性がある為に、オフラインでのインストール後は不明なデバイスが多くなる可能性がある。
私は昨年秋に作った上図のディスクを用意しているが、現時点での最新版は2020年5月の様だが、特に古いPCではドライバー自体が古い為に少し古いタイプのWindows10の方がドライバーが入りやすい。
また、64Bitのドライバーしか無い物もある為に、どうしても32bitでないとダメな場合を除き64bitにしておいた方がよいだろう。
Windows10のインストールが完了してライセンスが取れたならば、同じハードウェアであれば別のディスクに再インストールしてもライセンスはそのまま継続して使用出来る為に、インストール途中のライセンスは持っていないで進み、最後までインストールが完了するとオンライン認証でライセンス認証が完了する。
今回も安価だった為に上図のサムスン製860EVOの500GBを使用したが、今年半年だけでレッツノート2台と今回のDELL2台で4台も使ってしまったが、そんな時に限ってコロナ帰休で手取りが・・・(◞‸◟)
今回のE5530では普通にインストールして不明なデバイスは無かったが、もしも不明なデバイスがあった場合には上図の様なマイクロソフトのメーカー製ドライバー検索サイトや・・・
上図の様なデバイス番号からデバイスを検索できるサイトを利用して、各メーカーからドライバーをダウンロードしてインストールする必要がある。