昔はディスクトップの修理が多かったが、いつ頃からかノートPCの修理が多くな
ってきた。
今回の依頼品は東芝製のDynabookEXで、Windowsを立ち上げると
エラーしたり立ち上がらないらしい。
買い替えかなと言う話もしていたが、Celeron2.2GHzだったらウィル
スチェッカーでも入れなければ十分なスペックで、普通に文書やインターネットに
リッピングなんかに使用するならまだまだ現役でしょう!
まぁ、どうしても新しいのを買いたいと言うのであれば別ですが・・・(^^ゞ
とりあえず持って来てもらったら、上図の様に購入した時のほとんどそのままの物
があると言う事でした。
ちゃんとOS込みのリカバリディスクが付属しており、添付アプリもある様だ。
Office2003も付いている為に、このまま全てインストールしてしまう事
にする。
本体のカバーを開けてみると、以前手掛けたSatelliteと同じ様な感じで
、このキーボードの手前にはCPUやWindowsのシールだけでなく色々沢山
貼り付けられている・・・(^_^;)
所有者から何も拡張してい無いと言う事だが、とりあえず確認する為に本体をひっ
くり返しメモリーカバーを開けて確認するが、メーカーサイトやメモリーサイトで
スロット数と最大拡張容量に1スロット当たりの最大メモリー搭載容量を確認して
おく。
やはり2スロットのうち使用しているのは1スロットで、標準実装の256MBだ
けであった。
WindowsXPでは256MBでは無理で、これではOSだけの分であとは全
てHDDを仮想メモリーとして使用してしまう為に、HDDのアクセスがとんでも
なく頻繁になり壊れてしまうのも当然である。
こちらは1GBまで拡張する事にして、1枚で1GBにするとこの256MBを入
れられて誤動作するのもマズイので、512MBを2枚購入して2スロットを全て
塞いでしまう事に。
まぁ、PC2100のCL2.5があれば問題ないのだが、PC2100よりもC
L2.5が無い時が危険。
次は問題のHDDだが、データの復旧ができない場合にはあきらめると言う事だっ
たが、とりあえずこのまま起動するのは危険な為に、取り出して新しいHDDを使
用してリカバリーする事に。
HDDはフタの固定ネジと共締めになっていて、カバーを外したら後は持ち上げて
引き出すだけである。
HDDを持ち上げてみると上図の様なシールドカバー?が付いており、これはSa
telliteと同じ物の様である。
取り出したHDDは上図の様に2.5インチの外付けHDDケースに組み込んでお
き、後からデータを読み込んでみて、大丈夫であればそのままコピーするだけであ
る。
もしも読み出せなかった場合には、ディスクの復旧ツールを使用して読み出せると
ころまで読み出す。
今回使用されていたHDDは東芝製の80GBで、使用者も容量的には問題ないと
言う事だった為に、100GBか120GBを探してみる事にする。
つづく・・・