3年に及ぶコロナ禍の中、なかなか行きたい展覧会がありませんでした

いよいよ終息に近づいたかなぁと思う昨今、以前から一目観たい作家さんの展覧会が開催とのことを伺い知りました

もう会期終了の直前で、なおかつ具合が思わしくない事情がありましたが無理してなんとか行ってきました

【 諏訪敦  眼窩裏の火事 】府中市美術館 ~26日まで

府中市美術館に初めて行った時はシーレやクリムトなどの作品が来てました



失ったかけがえのないものに対する入念な取材によって、それを今ある世界に描き(呼び)起こすという…そんな内容にも惹かれました

暖かい日でしたが、かなり暗がりの館内は来場者が多いのもあって、辺りは静かな熱気に包まれ暑いぐらいでした

正直、こういう厳かな場所に立ち入るのも久々だったので緊張感を強いられる形になり、身の動き方がよく分からず群衆に押される感じで、一点一点の詳細をよく覚えていなかったのが実情です

帰り際に図録とポストカード…それと可愛らしい猫のスケッチが描かれた文庫本(作者の対談内容が主)を手に取り弾丸状態で帰ってきた感じでした