みなさんこんにちは
makiです。
実は、最近卵子提供の自助グループでオンラインチャットに入れていただき
コロナ禍での治療について情報共有をさせて頂いてます。
皆さんそれぞれの立場で色んな悩みがあり...。
でもやはり行き着くところは
早く渡航させて～
と言うことです。(１年は長すぎる！)
胚も確保出来て移植待ちのかた
既にオンライン初診でマッチング済みのかた
本当に心がザワザワしていることと思います。
私はまだ初診もしていないので
ある意味これから方向転換も出来るわけですが・・・
治療中の方のご心中はいかばかりか・・・と。
一番良いのは
国内で安全に安心できる治療を受けること
なんですけどね。
そのためには
法整備含め体制の整備が急務なのですが・・・
少しは前に動いているようです。
卵子提供するなら養子をもらえばよい
という意見を言われる方もいらっしゃるのですが
養子縁組は子供が欲しい親のためではなく子供のためである
という考えから、年齢や年収など厳格に審査をしている為
実際のところは、
40代で自己卵治療を終えた方がやっぱり子供が欲しい
いざ養子をと考えても、
認められる確率は限りなく低いそうです。
本来は新しい家族のもとで暮らすことが子供たちの人生に大切な影響を与えると思うので
少しでも多くの子供たちが救済されるのが一番だと思うのですが・・・。
現実は相反する結果になっている気がしてなりません。
養子ビジネスなどダークな面もあるから慎重にならざるを得ないという意見も分かりますが
そもそも子供たちを救うという本来の目的を損なう結果になってはいないでしょうか？？？
卵子提供に対しては
様々なご意見があることも知っています。
親のエゴだとか、言われることも。
ただ、誤解して欲しくないことは
自己卵治療を諦めて、
それでも子供が欲しいと卵子提供に進む人は
散々悩んで、それ相応の覚悟と情熱を持っているということ。
自己卵で何の苦労もなく妊娠された方でも
虐待死や育児放棄や
様々な事情での中絶などもあります。
悲しい報道を見ると本当に辛くてなりません・・・。
この子たちはなぜ自分のところに授かってくれなかったのか？
私たちは心を込めて大事に育てるのに
と思わずにはいられません。
今の時代、様々な家族のかたちがあります。
離婚、再婚、養子縁組、LGBT・・・。
親と子供の血が繋がっていないことは
国際的には特別の事ではありません。
日本は‘血縁‘を大事にする国民性ですから
反発も根強いのですが
そもそも江戸時代には妾が普通にいた訳です。
家を存続するために養子縁組だって普通に行われていて
そうすると、自分の家系の血縁ってなんだ？となりませんか？
遡っていったら、血が繋がっているとは限らないのです。
話がちょっと脱線しましたが
卵子提供に進む人は
ただただ、子供を産み育てたいと願う人々だということ
そこは誤解していただきたくないです。
海外では既にビジネスとして成立し、
日本では建前上治療できないが、
希望者はたくさん存在している卵子提供
海外渡航もできない今、
このままでは闇でコソコソ行う業者も出てきます
(きっと既にいるでしょう）
だからこそちゃんとした法整備と体制整備が必要なんです。
精子・卵子売買がビジネス化されてしまう前に。
高額な海外での卵子提供
日本で安心できる治療が受けられるならば
日本で治療したい人がほとんどだと思います。
日本には高度な技術も設備の整った病院もあるのに
政府や学会が問題をうやむやにしているせいで
多額の治療費が海外に流出しているのも残念なことです・・・。
実際には卵子提供しか授かる可能性がない人に協力してあげたいと思ってくださっているドクターも国内にいらっしゃることでしょう。
毎年多くの日本人が治療のために渡航していて、
卵子提供や精子提供、代理母出産などから誕生した子供たちが実際に、現在もこの日本で生きているのに。
この現実を、学会はもっと厳粛に受け止めてほしい。
問題を先送りする文化は、もうやめにして下さい・・・。
産みたい育てたいと思う人が親になれるよう
独りで生きなければならない子供が少しでも減るよう
政治も努力して欲しいです
※卵子提供に関する批判や偏見のコメントを頂いても承認しかねますのでご了承ください。
言霊：
コロナが落ち着いて渡航が可能になりました！
そして私は今年妊娠して
ついに来年母親になりました
妊娠を望む全ての方の願いが叶って、
可愛い可愛いわが子をその手に抱きました